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音楽の旅

VOL
07
   エルトン・ジョン「グッドバイ・イエロー・ブリック・ロード」 2017.October

エルトン・ジョン「グッドバイ・イエロー・ブリック・ロード」
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秋めく季節に聴きたいポップスは、どこかセンチメンタルなムードのある楽曲がいい。いくつか浮かぶ中では、エルトン・ジョンの1973年のアルバム「グッドバイ・イエロー・ブリック・ロード」(邦題/黄昏のレンガ路)が今の季節にはピッタリだ。

エルトンのスタジオ録音としては7枚目に当たる本作は、当時の全米/全英共にチャート1位を獲得しており、彼の最高傑作といわれる。アナログ盤では2枚組として発売され、4曲のシングルカットがそこから生まれた。

当時のエルトンは、音楽仲間からそのソングライティング力を高く評価され、一方では気心の知れたバックバンドとのコンサートツアーも大成功を収めており、音楽家として乗りに乗っていた時期。旺盛な創作意欲が初の2枚組として結実したというわけだ。中でもアルバムタイトル曲「グッドバイ・イエロー・ブリック・ロード」は、頻繁にコマーシャルに使われているのでご存じの方も多いだろう。

さて、そんな本アルバムを楽しむのには、ぜひスマホやDAPに音源を入れて、過ごしやすい今の屋外に出たいものだ。となれば、当然インナーイヤー型のイヤホンを組合せたい。WOOD 02 inner(HA-FW02)がお薦めだ。

エルトン・ジョン「グッドバイ・イエロー・ブリック・ロード」

フランスの古城を改築したスタジオ「ストロベリースタジオ」にてじっくりと時間をかけて丁寧に製作された「グッドバイ・イエロー・ブリック・ロード」は、アナログ録音全盛期の濃密なエッセンスが凝縮されている。つまり、音の厚みがとてもリッチなのだ。

そうした音づくりを精密に再現してくれるのが、従来よりもさらに薄膜化に成功した10mm口径のウッドドーム振動板。さらに柔軟性が増したことで、微細なニュアンスの描写力が向上し、ハイレゾ音源のディテイルを余すところなく引き出してくれる。新開発のウッドスタビライザーも、振動板の素直な特性をしっかり支える役割を担っている。

ジャマイカで仕上げられたという「ジャマイカ・ジェーク・オフ」は、レゲエの緩いリズムが印象的な陽気なナンバー。弾むようなベースラインとキーボードの絡みが、夏の疲れを癒してくれるようで心地よい。「HA-FW02」 はユーモラスなコーラスを立体的に再現している。

哀感たっぷりのピアノのイントロで始まる「グッドバイ・イエロー・ブリック・ロード」は、多重録音されたエルトン自身のソロとコーラスが分厚く醸し出される。また、ドラマティックなサビの歌唱を盛り上げるドラムの力強いビートも聴きもの。「HA-FW02」のドライバーがそれをパワフルに轟かせる。

香り立つ空気感が感じられるこの時期、「HA-FW02」を持って出掛ければ、きっと穏やかな気持ちでいい音と豊かな自然の調和を堪能することができるだろう。

エルトン・ジョン「グッドバイ・イエロー・ブリック・ロード」

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