ポータブルヘッドホンアンプ SU-AX7

Introduction

今まで聴いていた音源を、マスター音源のクオリティへ

iPhone/iPod/iPad、PC、ハイレゾ対応DAPなどの多彩なデバイスと接続可能。

『SU-AX7』は、「非ハイレゾ音源」をハイレゾ化することができ、「ハイレゾ音源」もより高音質化するNew「K2テクノロジー」を搭載しています。さらに、当社の音響技術を結集したこだわりの高音質設計と、高音質D/Aコンバーター、内蔵アンプにより、インドアでもアウトドアでも様々な音源をより高音質化して楽しむことができます。
最大192kHz/24bitのハイレゾ音源の再生を可能とし、iPod/iPhone/iPadをはじめ、PC、ハイレゾ対応DAPなど多彩な機器との接続に対応。今まで聴いていた「非ハイレゾ音源」をハイレゾ化、「ハイレゾ音源」もより高音質で楽しむことができます。また、LINE入力端子でアナログ信号との接続も可能としており、アンプそのものの性能を十分にお楽しみいただけます。

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一線を画す、JVC独自のデジタル高音質化技術

失われた音域を復元し、原音に近づける。New「K2テクノロジー」搭載。

「K2テクノロジー」はJVC独自の高音質化技術です。スタジオで収録されたアナログ(オリジナル)音源をデジタル音源に変換・圧縮する際、どうしても失われてしまう音楽情報を再生成し、原音に極めて忠実な高音質で再生します。 『SU-AX7』には、ハイレゾ音源対応へと進化させたNew「K2テクノロジー」を搭載し、ハイレゾ音源をさらに高音質でお楽しみいただけます。

非ハイレゾ音源をハイレゾ化。ハイレゾ音源も、より高音質化。

New「K2テクノロジー」は、入力されたデジタル信号に対しK2処理(ビット拡張・帯域拡張・波形補正)を行い、非ハイレゾ音源をハイレゾ化するとともに、ハイレゾ音源もより高音質化してマスター音源のクオリティに近づけます。音楽コンテンツの原音が持つニュアンスや空気感をより繊細に表現します。

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細部にこだわり抜いた内部設計

ハイレゾ音源の魅力をフルに引き出す高音質DAC&アンプ採用。

DACにはAK4390(AKM製)を、ヘッドホンアンプにはTPA6120(TI製)を採用しています。これにより緻密で滑らかな、自然に広がる空間表現を実現しました。 音楽の制作現場での採用例も多いAKM製のDACによって、 音に色(クセ)を付けることなく、デジタル⇒アナログへと変換し、制作現場のクオリティ(原音)をそのまま届けます。

振動に強い“フローティング構造”採用で、高いレベルでの音質安定化を実現。

音は大小さまざまな振動から成り立っています。アンプの中でもそれは同じこと。 だから、振動をしっかりケアしてあげる事で、アンプとしての完成度がより高まります。 そこで、『SU-AX7』では構造に着目し、金属シャーシにマウントされた回路基板が筒状の外装ケースの中で浮いている"フローティング構造"を採用。 回路基板が外装ケースに触れていないため、外部からの振動をしっかりとシャットアウトするだけでなく、 プレーヤーを乗せた事による固有振動の変化の影響をも排除し、常に高品位な音楽再生を実現します。

より自然な響きを実現。1mm単位で配置調整された“fホールシャーシ”。

fホールは、元来ギターやバイオリンなどの楽器に採用されているもので、振動を最適な状態へと調整するために開けられる穴です。 KENWOODブランドの据え置きアンプで採用していたこの構造を、今回『SU-AX7』バージョンとしてリニューアル。コンピューターを使った振動解析を何度も繰り返し、1mm単位で調整しながらベストなポジションに開けています。 これにより振動を最適に調整し、非磁性ステンレスを使用した高剛性シャーシにしなやかさをプラス。音を柔らかくほぐし、豊かで自然な響きを実現しました。

音の輝きに磨きをかける“金メッキジャンパー”採用。

バッテリー端子とヘッドホンジャックを金メッキジャンパーで接続する事でグランドを強化。 自然な空間表現と芯のある音を実現しました。また、通常よりも分厚い金メッキを施すことで、 艶や余韻の美しいクリアな音色を獲得しました。

音質と使い勝手を両立した綿密な回路&端子レイアウト。

『SU-AX7』はデジタル部とアナログ部、電源部を明確に分離したJVC独自の高度な回路レイアウトの採用により、ノイズの少ない高音質サウンドを実現しています。 一般的なポータブルアンプは「後ろからデジタルで入って、前からアナログで抜けていく」構造が主流ですが、この場合、端子が前と後ろについてしまい、結果としてiPodなどのポータブルプレーヤーを鞄の中で立てて使うことができなくなってしまいます。『SU-AX7』はそのような使い勝手も考慮し、USB端子とヘッドホン端子を前面に配置したJVC独自の使いやすい端子レイアウトを採用しています。

デジタル系には左右チャンネル間の音量差をなくすデジタルアッテネータ採用。

小型可変抵抗器を使用した場合に問題となる左右チャンネル間の音量差(ギャングエラー)を回避。小音量でも大音量でも同じ音像の定位で再生します。

光入力端子(角型)搭載。ハイレゾ対応DAPをデジタル接続でそのまま楽しめる。

光出力を持つオーディオプレーヤーからの信号を入力し、ハイレゾ音源も非ハイレゾ音源もより高音質で楽しむことができます(最大96kHzまでの信号に対応)。

アナログ系にも妥協のない独立した回路設計で高音質アナログ専用モード採用。

アナログ入力時はデジタル系の回路をスリープさせ、アナログ専用ボリューム経由でアンプにダイレクト接続。ノイズの少ない高音質サウンドを実現しています。

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デザイン・素材・使用感も理想を徹底追及

格調高い音の世界をイメージしたシャープな筐体デザイン。

据え置きアンプを意識した高級感あふれるアルミボディを採用し、高いクオリティを誇るサウンドの世界観を美しいボディデザインで表現しました。精緻なヘアライン仕上げは、機械加工だけでなく手加工により施しています。さらに、フルアルミゆえにどうしても硬い筐体になってしまう分、角の面取り処理も徹底。持ち手やバッグも傷つけないよう配慮しています。

回す感触にまでこだわったボリュームノブ。

筐体だけでなく、つまみも無垢のアルミのみを使ったフルアルミ仕様を採用。小さなビス穴が証明する通り、通常樹脂で圧入して固定するところを金属製のネジで固定。据え置きのハイエンドモデルでよく見られる構造を、ポータブル機で再現しました。 また、回した時に感じる適度な抵抗感と、最後まで回しきった時の「カチッ」とはまる感触を生み出すためだけに、幾度にもわたる試作を実施。音だけでなく、商品として味わい深い物にするために、細部まで徹底的にこだわりました。

ユーザビリティ向上へ、付属品にも理想を追求。

『SU-AX7』はポタアン初心者の方でもすぐにお使いいただけるよう、必要な備品を同梱しています。特に、ライトニングケーブルは一般的に約10cmで統一されているものを、よりよい使い心地を目指して少し短めにし、たるみ等がないようジャストサイズにしました。また、筐体とプレーヤーを接着し、振動伝達も抑えることができるオリジナルの傷付き防止スペーサーを同梱。この1枚で振動軽減とキズ防止、使いやすさの向上を実現しました。

<付属品>

  • 音声ケーブル:
    φ3.5mm ステレオミニプラグ(L型)–
    φ3.5mm ステレオミニプラグ(L型)

  • マイクロUSBケーブル:
    USB(マイクロB)–USB(A)

  • 傷付き防止スペーサー
    (粘着機能付き)

  • Lightningケーブル
    Lightning–USB(A)

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STORY

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SPECIFICATION

<仕様表>

型名 SU-AX7
最大出力 140mW+140mW(16Ω 10%歪)
周波数特性 10Hz?100kHz(LINE IN時)
操作部 K2スイッチ(ON/OFF)
GAIN切換スイッチ(Hi/Low)
INPUT切換スイッチ(iPod、PC、LINE IN、OPTICAL)
出力端子 前面 PHONES[φ3.5mmステレオミニ]
入力端子 前面 iPod/iPhone/iPad用[USB(A)]
DC IN(USB Audio入力/充電用)[USB(マイクロB)]
背面 OPTICAL IN[角型光]
LINE IN[φ3.5mmステレオミニ]
  内蔵リチウムイオンバッテリー
電池持続時間 アナログ接続時:約12.5時間※
デジタル接続時:約5時間※
充電時間 パソコンのUSBポート:約7時間※
USB変換ACアダプター:約5時間※
外形寸法 75.2mm×25mm×140.2mm
質量 280g
※使用条件により変わります。