SX-L7

ピュアアルミ振動板の中心点をセンターからシフトさせ共振を分散、ダイナミックバランス駆動をすることにより滑らかな音質を実現するオブリコーンウーファーをツインドライブ。 互いのボイスコイルが最も近い位置になり、かつ干渉しないように配置するオブリーク･オムニ･アレイ構造とすることにより、良質のフルレンジスピーカーのようにナチュラルで一体感のある音質を実現しました。

ナチュラルな音色を求めて1.9cmアルミドームに純金をプレーティング。磁気回路には、超強力な磁束密度が得られる希土類ネオジウムマグネットを採用。 さらにユニットをディフラクションの発生がない、理想的な放射特性を持つ球状の独立小型キャビネットに収めることにより、超音波帯域での指向性を改善。 空気感をもリアルに再現します。キャビネットの素材には、高密度で経年変化が極めて少なく音響的な響きにも優れたミズキのムク材をろくろで削り出しています。 研ぎ澄まされた超高域の再生が、音の透明感や味わいをいっそう引き立てます。

音響素材として非常に優れた30mm厚のMDFをフロントバッフルに使いました。また側板、天板、底板には、それぞれ25mm厚、裏板には18mm厚の、パーティクルボードを採用。 音質を考慮して、表面だけではなく裏面にもメープルの単板を貼り、表面 は光沢塗装を施しました。特にフロントバッフルにはグレートメープルとも呼ばれるホワイトシカモアを採用。 ギターやバイオリンの仕上げにも使われるこの素材は、メープルの中でも特に木目が美しく、ブックマッチ製法により見る角度によって異なる光沢が楽しめます。