ウッドコーンスピーカーについて WOOD CONE is

アーティストの想いが伝わる音楽を再現したい。オリジナルマスターに限りなく近づけたい。
そんな想いの中、JVCは木で作られた楽器の美しい響きに着目しました。
木は音の伝わり方が速く、余分な振動も適度に吸収するという
スピーカー素材として理想的な音響特性を持っていたのです。
しかし同時に変形しやすく割れやすいという大きな問題もかかえていました。
この難問を解決するため、幾多の試行錯誤を経て独自の成型技法を開発。
こうして発想から20余年、JVCの夢であった
楽器のような美しい響きを味わえるスピーカーがついに実用化に至ったのです。

ウッドコーンへ込めた想い スピーカーは楽器でありたい。

ヴァイオリンやギターのような、
美しい響きを奏でる木で作られた楽器のように
「スピーカーも楽器でありたい」という想いから
ウッドコーンスピーカーは生まれました。

「木」の理由-1 いい音には理由がある。

理想的な振動板の素材とは、
音の伝わりが速く、余分な振動も適度に吸収するもの。
紙やアルミといった従来の振動板素材に比べると
木材はその理想に近い特性を持っており、
中でもウッドコーンの振動板に採用している樺(カバ)は
より高い優位値を示しています。

伝搬速度:音の伝わる速さ。この数値が高いほど広がりのあるきれいな音になる。

内部損失:音の響きにくさ。この数値が高いほど余計な残響が残らない澄んだ音になります。

「木」の理由-2 それは優れた音響特性。

木には木目があるため、その向きによって
音の伝わる速さが異なります。
そのため、均一素材の振動板に発生しがちな共振を低減し、
自然で滑らかな音響特性を実現。
木は、スピーカーの振動板素材として
まさに理想的な、自然からの贈り物でした。

独自の成型技法 奇抜な発想と丁寧な加工の結晶。

変形しやすく割れやすい木を振動板に加工するという難問の克服は大変困難でしたが、「日本酒を含浸させて木の柔軟性を引き出す」という思いがけない発想から解決の糸口を掴み、発想から20余年を経てついに実用化しました。
また品質安定のため成型の工程ごとに圧力・金型温度・時間の最適値を割り出したプレスを3度にわたって行い、更には熱硬化樹脂と防湿材を組み合わせた加工を施すことで経年変化にも対応できる木の振動板を誕生させたのです。

木の特性を活かすための施策 こだわりと技術を注いだ高音質の追究

ただ木の振動板を作っただけではなく、その優れた特性を最大限に引き出して理想のスピーカーを完成させるため、数々の施策を次々と投入。
作品に魂を込める職人と同じこだわりで、細やかな改善を今も重ね続けています。

こだわりの高音質技術