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【『花火』を3倍楽しむ3つのコツ】

『花火』といえば、夏の風物詩であることは言うまでもありませんが
秋や冬は、空気が澄んでいることや、花火師にとって比較的ゆとりのある季節だからこそ、
新製品のテスト玉を打ち上げて、来夏に向けた準備をすることもあるそうです。
もしかしたら、新作花火を見つけるチャンスの季節かもしれません。

実は、ちょっとしたポイントで、簡単に『見るときに楽しい動画』が撮影できることをご存知でしょうか?
動画は『見て楽しむために』撮影するもの。そう、あなたはドラマの監督で脚本家!
加えて、『そのイベントをより楽しむ』ために、ちょっとしたコツがあるんです。

「動画ですとね。写真と違って、ドーンという音がまたいいんですよ!
日本にはいい花火がたくさんあるのに、その良さを知らない人がたくさんいるんです。
だから何とかして伝えたい!」と人懐こい笑顔と、溢れ出る花火トークが印象的な金武さん。

今回は、エブリオな人たちでご紹介した花火写真家の金武武(かねたけ・たけし)さんに
『花火』を3倍楽しむ3つのコツ について教えていただきました。

【コツ その1 花火の特徴を理解しよう!】

 
  • 撮影に適した花火とは?

    エブリオはどんな場面でも録画ボタンを押すだけで気軽に撮れるビデオカメラです。しかし、打上花火を撮ってみるとピントが合わなかったり露出オーバーになったりして見たままに撮影できないことがあります。打上花火は夜空に急に光り輝くためオートで撮影すると露出オーバーになってしまったり、ピンボケになってしまったりします。特に一発ずつ丁寧に打ち上げる「単発打ち上げ花火」をオートで撮るのは大変難しいことです。しかし、オートでも綺麗に撮れる花火があるのです。それはスターマインです。スターマインならばピントも露出もオートで合います。

  • 花火を知ろう 「スターマイン」

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  • スターマインとは小さな玉や大きな玉を短時間にテンポ良く打ち上げる打ち上げ方法の呼び名です。短くて30秒ほど、長い時には5分間以上も打ち上げ続けることがあります。一般的な花火大会では前半よりも後半の方が大きく綺麗なスターマインが打ちあがります。事前に花火プログラムを入手しスターマインがいつ上がるのか見ておくと良いでしょう。花火プログラムは会場で販売されていたり、WEBサイトで公開されている場合もあります。

    ビデオはテレビやパソコン等の横置きディスプレイ(画面)で見ることが多いでしょう。横置きの画面には1ヶ所から打ち上がるスターマインよりも数ヶ所から打ち上げるワイドスターマインの方が画面一杯に撮影できより華やかで迫力ある動画が撮れオススメです。(ワイドスターマインは2ヶ所以上で幅広く打ち上げる打上方法)

  • 花火を知ろう 「ワイドスターマイン」

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【コツ その2 プロに学ぼう!】

座って撮影しましょう!

写真家である私が、花火撮影で必ずすること。

1つめは、ズバリ 三脚を使うこと です。
どんなに高性能なカメラでも、手持ちではぶれるリスクが高まります。すこし荷物にはなりますが、三脚を使用すると画角が安定し、ぐんといい(見やすい)映像に近づきます。
人気のある花火大会だと数十万人から百万人も人が集まります。たとえ、自分が朝早く会場に到着して最前列を確保できたとしても、自分の後ろにスペースがあるならばそこには人が集まってくることを想定しなければなりません。
メイン会場から離れた場所であっても、三脚を立てて待っていると、いつの間にか周囲に人が集まっていることがあります。三脚が立っていると「ここは花火が良く見えるのだろう」と思い、人が集まってきてしまうのです。
混雑している場所で三脚を高くすれば後ろで座って見ている人達の邪魔になってしまいます。周囲へ配慮して、三脚は低くして、座って撮影することを心掛けましょう。

また、三脚の脚は伸ばせば伸ばすほどブレの原因につながります。ブレ防止の観点でも、三脚は低くした方がベターです。
どうしても三脚を高くしたい場合は、壁の前や看板の前など後ろに人が集まらない場所を探しましょう。最近、三脚のトラブルで「三脚使用禁止!」となってしまった花火大会が出てきています。
エブリオは小さくて軽いので、三脚も小型のタイプで問題ありません。最小限の機材で済むので便利です。三脚選びの際は「耐荷重量」を確認しましょう。

座って撮影しましょう!

参考:花火大会のプログラム

2つめは、準備を怠らないこと です。
事前に入手したプログラムを見ながら、撮影したい花火のための試し撮影(カメラの設定調整)をします。調整の方法やポイントは、コツ その3 でご紹介します。

動画のとき カメラ、三脚、ワイドコンバージョンレンズ、SDカード、レンズクロス、ライト

また、雨に備えることもお忘れなく。近年の日本の夏はゲリラ雷雨が多くなってきました。花火大会の途中で豪雨に見舞われた経験が何度もあります。一般的にカメラは濡らしてしまうと故障の原因になりますので、ご自身だけでなく、精密機器の雨対策は重要です。しかし、防水機能の優れたエブリオRならば問題なく撮影が続けられます。
参考までに、私が撮影をする際に持っていく機材をご紹介します。

動画のとき カメラ、三脚、ワイドコンバージョンレンズ、SDカード、レンズクロス、ライト

写真のとき 三脚、レリーズ、NDフィルター、ライト、SDカード

この他に、持っていくと便利なアイテムとしては、レジャーシート、雨具、日傘、小型ライト、花火プログラム、天気予報や風向きを調べるためスマートホン、飲み物、食べ物、ごみ袋 などがあります。

「カメラ」「撮影」と記入してあるものを見ると、カメラマンとして悲しくなります。

その3 マナーも忘れずに!
ビデオは静止画と違い、花火の音や歓声や拍手も録音できるため、臨場感や感動を伝えることができるメリットがあります。しかし、中には撮影中に「声がウルサイ」と言うカメラマンがいたりします。花火を楽しみたい立場は同じにもかかわらず、周囲に対してクレームを言うのは本末転倒です。歓声を録音したくないのならば、観覧席から離れて人がいない場所に移動しましょう。私自身は、歓声も花火の魅力の一つだと考えています。

花火大会が終わった翌朝に会場に行くとゴミが散乱していてガッカリすることがあります。ゴミの大半は飲食のゴミですが、場所を確保するために貼ったガムテープやレジャーシートが放置されていることも。これでは三脚禁止や撮影禁止になってしまっても仕方ありません。花火を楽しむためには、ゴミやシートは持って帰るのがマナーであり、花火大会を開催してくれた町を我が町のように愛して欲しいと感じています。

「カメラ」「撮影」と記入してあるものを見ると、カメラマンとして悲しくなります。

【コツ その3 手持ちのカメラを使いこなす!】

 
  • 設定にあたってのポイントやエブリオRでの操作方法

    ビデオカメラも写真と同様、露出やピント、感度を合わせることが重要です。最近のカメラは、オート撮影機能が充実しているので、一般の方はご自身で設定することは少ないかもしれません。この機会に試してみてはいかがでしょうか?
    設定にあたってのポイントやエブリオRでの操作方法をご紹介します。

    ☆三脚を使用するとき
    三脚を使用する時は手ぶれ補正機能は「切」にします。
    MENU→撮影設定→手ぶれ補正→切

    Point:三脚上の本体を直接操作すると、せっかく三脚で固定した画角がズレてしまうことがあります。気になる場合は、Wi-Fi機能を活用して、お手持ちのスマートホンからダイレクト接続で操作するのもおススメです。ただし、ダイレクト接続機能は、Wi-Fi機能搭載のモデル(GZ-RX600など)に限られます。

  • 花火の種類と適正露出 「和火花火」

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  • ☆露出 と 感度
    花火はとても明るい被写体です。露出オーバーにしないためにはマニュアル露出で明るさの調整をしましょう。
    右上の「iA」ボタンを押す→「M(MANUAL)」を選びます。
    露出をマニュアルにする場合は、「感度アップ」をOFFにします。
    MENU→撮影設定→感度アップ→切
    「感度アップ」を切にしても花火が露出オーバーになってしまう場合は、「明るさ補正」を微調整して露出オーバーを防ぎます。
    MENU→撮影設定→明るさ補正→M/マニュアル→-0.3〜-1.3程度で調整します。

    Point:花火には暗い「和火花火」から眩しい「銀冠菊花火(ぎんかむろぎくはなび)」まで明暗差が広い被写体です。「明るさ補正」を花火に合わせて調整すればほとんどの花火は適正露出で撮れるでしょう。

  • 花火の種類と適正露出 「銀冠菊花火」

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今村 直樹 IMAMURA NAOKI

金武武KANETAKE TAKESHI

花火写真家。
1963年神奈川県横浜生まれ。写真の技術を独学で学び30歳で写真家として独立。打上げ花火を独自の手法で撮り続けている。写真展、イベント、雑誌、メディアでの発表を続け、近年では 花火の解説や講演会の依頼、写真教室での指導が増え続けている。

  • 公共の場では、撮影禁止の場所やシーンがある場合があります。ルールを守った撮影を心がけましょう。
  • 掲載内容は、すべての機器やあらゆる状況での動作を保証するものではありません。
  • 詳しくは、各製品ページ、または取扱説明書/Webユーザーガイドでご確認ください。
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