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エブリオな人たち エブリオな人たち

エブリオな人たち Vol.16 シネマトグラファー 水谷伸之さん
Vol.16

シネマトグラファー 水谷伸之さん

「記録」を「記憶」に変える「視点」に向き合う

素人の撮影に活用できるアドバイスをくださいという抽象的な投げかけに、真摯に対応してくれたのはシネマトグラファーの水谷伸之さん。

「記録」を「記憶」に変えるのは、視点を持つかどうか。言葉にしてしまえば味も素っ気もない「記録」を、映像表現の積み重ねを通じて「記憶」にしていく。どんな人が撮っていても、視点というものは存在しているのに、それを意識することはかなかなしていないのかもしれない。撮影中は視点に集中することが、もしかしたらいい絵を撮ることの条件なのかもしれません。

そんな水谷さんを熱くさせる “KIDS NATURE SCHOOL” や “FUKUSHIMA KIDS DOLPHIN CAMP”の活動についてお話を伺いました。

シネマトグラファーについて教えてください。海外の認識では、私の立場はむしろfilmmakerという言葉で表現されることが多いようです。基本的に全ての作業、つまり企画、演出、撮影、編集、など全ての作業を自分で行います。また、映画的なテイストの映像を私自身が大変好きなので、ひとりで映画的なテイストを持つ映像を作るひとという意味合いをかねて、シネマトグラファーという用語を使っています。
学生時代は主にフィルムで映画を制作する勉強をしていましたが、当時はフィルムで行うことが前提なので、その基本となる写真の授業も当然あり、(映画は写真の一コマが連続しているにすぎませんので)そこで写真の魅力にすっかりはまり込んでしまい、スチールマンとしての人生が期せずして始まってしまいました。
デジタル化が進み、比較的安価な撮影システムができ、記録方式が進化するにつれ、「写真の連続」としての動画製作が手軽にできるようになりました。写真もフィルムよりデジタルの割合が増えてきて、パソコンでの編集が、実際に切ったり貼ったりして行うフィルムでの動画編集に感覚的に近いこともあり、気づくとデジタルでの動画製作というものにはまっていきました。

写真から映画に転身されたのですね。動画と写真の大きな違いは何ですか?写真の場合は、止まった時間の中にいかに時間の流れを入れ込むか、また動画の場合は時間の軸が流れているからこそ瞬間瞬間を表現できることでしょうか。
子どもの表情をスローで撮ることで、より瞬間の表情を認識できるようになるといったことに改めて気づかされるようなことが多くあり、写真表現と映像表現の違うところは意外と一周回って近いところにあったりするのだなとあらためて思いました。あと、音声というか、音の有る無しがやはり大きな違いとしてのあると思います。

現在、熱中されている活動について教えてください。2014年、職業写真屋として活動していた私の仕事仲間が、ふとしたことから関わることになったのが、THE NORTH FACEのKIDS NATURE SCHOOLでした。未来の地球を受け継ぐ子どもたちとその親に、自然に寄り添い、生きる力を育んでもらいたいという思いからTHE NORTH FACEがずっと続けている活動です。
面白そうだから手伝わせてくれと、半ば押しかけのように撮影に参加し始めましたが、登山やアウトドアアクティビティーにさしたる興味もなく、子ども向けのイベントだから大したことはないだろうと、たかをくくって参加したはいいものの、撮影するどころか、ついていくのがやっとの状態でした。早いもので足掛け5年、イベントの参加対象が小学生ということもあり、初回に出会った子どもたちがイベントを卒業するまでになりました。
リピート参加される子どもたちも多く、その子たちの成長を数年に渡って撮り続けることができたのは私にとってかけがえのない宝物になっています。2016年からは関東を離れ、生まれ故郷の兵庫県に戻ってからもKIDS NATURE SCHOOLの関西での活動を撮影し続けています。

KIDS NATURE SCHOOL 2018 FamilyTrekking in 御在所岳

子どもの視線の高さで自然を観察し、子どもの視線の高さから彼らを撮影するように心がけながら、イベントの中で自然に生まれる子どもたちの表情と物語を、なんとか映像としておさめようと毎回苦心しています。

また、このシリーズで以前紹介された藤田央さんもTHE NORTH FACE KIDS NATURE SCHOOLに参加していていることが縁で、彼が2014年から行なっているFUKUSHIMA KIDS DOLPHIN CAMPに今年初めて撮影ボランティアとして参加しました。

キッズドルフィンキャンプ2018 in 御蔵島

現在は、一緒に撮影した写真家で映像作家のLeo Pelleggataとともに、長編ドキュメンタリーとして製作中です。
いまだに東日本大震災、そして福島第一原発事故の影響を受け続けている子どもたちが、何を見て、何を感じて、どういうコトバを発するのか?言葉にしてしまえば味も素っ気もないいわば「記録」を、子どもたちの表情、しぐさ、おしゃべり、起こることを映像表現の積み重ねを通じて「記憶」とする取り組みです。自然と触れ合うこと、仲間とともに過ごすことが、いかに素晴らしいかを描ければいいなと思っています。

ビデオカメラユーザーにメッセージをお願いします。写真や映像というものは発展のそもそもの成り立ちとして「記録」という側面が大きいメディアです。何を撮るにしても、撮っているときには「記録」という行為をしているに過ぎません。
そこでとてもクサイ表現ですが、「記録」を「記憶」に変えるのは視点を持つかどうかではないかと。なぜ、それを撮るのか、なぜそこから撮るのかを自分に問うことがとても重要だと思っています。どんな人が撮っていても、視点というものは存在しているはずですが、それを意識することはかなかなしていないのかもしれませんね。
なんとなく撮影ボタンを押して撮り始めたとしても、自分の見ているモニター画面の中に何か感じるものがあるものです。そこを意識して撮影を続ければもうそこに視点というものは生まれていて、あとはそこに撮影という行為を通じて集中していくことが、もしかしたらいい絵を撮ることの条件なのかもしれません。
それを積み重ねていけば、自ずと物語が芽生え、編集という作業を経て物語が生まれてくることがあります。
ノースフェイスの動画はまさにその積み重ねでできています。

KIDS NATURE SCHOOL 2017“Waterside Adventure in 仁川渓谷”


KIDS NATURE SCHOOL 2017 “Family Trail Running in 再度公園”


THE NORTH FACE KIDS NATURE SCHOOL “Family Rogaining in 交野山”


THE NORTH FACE KIDS NATURE SCHOOL 2016
KIDS SEASIDE EXPLORE in 大蔵海岸公園


THE NORTH FACE KIDS NATURE SCHOOL2016
KIDS EXPLORE in 甲山森林公園

Photo:Mizutani Nobuyuki

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