Everioとパソコンの連携

 

デジカメで静止画を扱うように動画ファイルを簡単にパソコンにコピーして扱えるのは、ハードディスクムービー・Everioならではの特徴です。

今までデジカメだけを使ってきたユーザーにとっては、ムービーの敷居がグッと低くなったと感じられるでしょう。

一方、すでにムービーを使っているユーザにとっては、「撮りっぱなしのテープが山積み」という事態から脱することができます。

 

パソコンに接続する


USB2.0で接続する

パソコンと接続したEverio
USB2.0でのデータ転送は快適!

USB端子に付属のUSBケーブルを接続します。

EverioのUSB端子にUSBケーブルを接続する
注: この時、電源ダイヤルは 再生 の位置に
写真: GZ-MC200です。

 

PCカードを使う場合(GZ-MC100/200/500のみになります)

PCカードスロットを使う場合は、まず、1インチ小型ハードディスクをEverioから取り出します。

1インチ小型ハードディスクを取り出す

次に、PCカードアダプターに1インチ小型ハードディスクを挿し込みます。

PCカードアダプターに挿す
PCカードスロットを使う場合は、高速タイプがお薦めです。
写真: 高速タイプCardBusアダプター CF32A / 飛鳥製

パソコンのPCカードスロットに挿入します。

PCカードスロットに挿入
高速タイプのCardBusアダプターを使えば、データ転送がUSB2.0より、さらに速いです。
※ 市販されていますUSBリーダーでも高速転送ができる製品もございます。

 

Everioからパソコンにファイルをコピーする方法 WindowsXPの場合

         (GZ-MG40/50/70も同じ方法でコピーできます)

USB2.0接続でも、PCカードスロット使用の場合でも、Everioの小型ハードディスクはパソコンからリムーバブルディスクとして認識されます。

ファイルのコピーは、小型ハードディスクのフォルダから、ファイルをパソコンにコピー&ペーストするだけでOKです。 動画・静止画・音声とも扱い方が同じなので、とても分かりやすいです。

パソコン側でEverioの小型ハードディスクが認識されたら、「フォルダを開いてファイルを表示する」を選択します。小型ハードディスク内のフォルダが表示されます。

Everioの小型ハードディスクが認識されたら「フォルダを開いてファイルを表示する」を選択 小型ハードディスク内のフォルダが表示 静止画と音声と動画のフォルダがある

注: 上記のような表示が出ない場合は、「マイコンピュータ」内の
「リムーバブルディスク」をクリックして開いてください。

※ 音声ファイルはGZ-MC100/200/500のみになります。

動画は、「SD_VIDEO」の「PRG001」フォルダの中にある、拡張子がMODとなっているファイルです。

動画ファイルは「SD_VIDEO」の「PRO001」フォルダの中にある 拡張子はMOD

拡張子とは?
ファイル名のうちの「.」で区切られた一番右にある1〜4文字程度の文字列(3文字が多い)。
例えば、ファイル名が「EVERIO.TXT」の場合、「TXT」(または「txt」)を拡張子と呼びます。 Windows上では、拡張子は大文字でも小文字でも区別されません。
拡張子は、そのファイルの種類を示してます。「TXT」はテキストファイル、「JPG」はJPEGという形式の静止画ファイル、Everioの動画ファイルは「MOD」という拡張子です。
パソコン上で拡張子が表示されず、不便を感じている場合は、下記「知っていると便利」を参照してください。


静止画は、「DCIM」の中の「100JVCSO」フォルダの中にあります。拡張子はJPGです。

静止画は「DCIM」の中の「100JVCSO」フォルダの中 拡張子はJPG

ボイスレコーダー機能で録音した音声は、「DCVC」の中の「100JVCMC」フォルダにあります。拡張子はWAVです。

※ 音声ファイルはGZ-MC100/200/500のみになります。

音声は「DCVC」の中の「100JVCMC」フォルダの中 拡張子はWAV

動画・静止画・音声ファイルのコピー先として、パソコンのマイドキュメントの中に日付でフォルダを作っておくと、あとで探すのにも便利です。
小型ハードディスクのフォルダ内にあるファイルの中から、コピーしたいものをマイドキュメントの日付フォルダにコピー&ペーストするだけでコピーできます。

マイドキュメントに日付でフォルダを作っておくと便利 コピーしたいファイルを選択しそこへコピー&ペースト


[知っていると便利]

拡張子付きでファイル名を表示する方法(WindowsXPの場合)

動画・静止画・音声など、様々な形式のファイルを扱う時には、Windowsの設定で、拡張子を付けてファイル名を表示するように設定することをお薦めします。拡張子があれば、一見しただけでファイル形式を判断できます。

任意のフォルダの「ツール」から「フォルダオプション」を選択
任意のフォルダの「ツール」から「フォルダオプション」を選択

「表示」を選び、「登録されている拡張子は表示しない」のチェックを外す
「表示」を選び、「登録されている拡張子は表示しない」のチェックを外す
  

小型ハードディスク内のデータを削除する

すべてのデータをパソコンにコピーしたら、小型ハードディスク内のデータを削除しましょう。
削除の作業はパソコンから行わず、必ずEverio側で行ってください。また、この時、USBケーブルは外しておいてください。

まず、削除ボタンを使って消去を進める方法があります。

「削除」では、動画・静止・音声ごとに削除が可能です
Everioの削除ボタンを使って消去を進める方法
この時、電源ダイヤルは再生の位置に

動画・静止画・音声が混在している場合は、小型ハードディスクを一気にフォーマットする方が簡単です。
この場合は、まずMENUボタンを押してメニュー画面を表示します。

MENUボタンを押すとメニューを表示 メニュー内の移動は十字ボタンを上下左右に移動 決定はまっすぐに押す

「フォーマット」では、一気に全ファイルが消える
メディア設定-フォーマット-CFスロット
※ GZ-MG40/50/70の場合は、「CFスロット」表示が「HDD」表示になります。

 

記録型DVDディスクにバックアップしても良い

すぐに編集をしない場合は、市販のCD/DVDライティングソフトなどを使って、撮影データを丸ごと記録型DVDディスクにコピーしておくと便利です。
USB2.0による接続でも、PCカードスロット使用でも。小型ハードディスクから直接記録型DVDディスクにコピーできるので、手間がかかりません。

小型ハードディスクの中身をフォルダごと記録型DVDディスクにコピーする
小型ハードディスクの中身をドラッグして書き込みファイルに設定する
使用ソフト: WinCDR 8.0/Aplix Corporation製
*CD/DVDライティングソフトの一例であり、本ソフトの使用を推奨するものでは ありません。

この方法で作成したDVDデータディスクは、パソコンでは見られますが、一般のDVDプレーヤーでは再生できません。動画編集無しで手軽にDVDプレーヤーで再生できるDVDムービーディスクを作成する場合は、こちらをご覧下さい。

 

手元にパソコンがなかったら

※GZ-MG40/50/70ではご利用出来ません。
旅先などで、自分のパソコンが手元にない時は、ポータブルストレージがあると便利です。 データをコピーした後、小型ハードディスク内のファイルを削除して、次の撮影に備えましょう。

ポータブルストレージ
ポータブルストレージ
写真: Tripper Nextシリーズ/ 飛鳥製

ポータブルストレージに移したデータは、自宅へ帰ってからパソコンにコピーしましょう。

ポータブルストレージに小型ハードディスクを挿入する
ポータブルストレージに小型ハードディスクを挿入
一時的に、データをポータブルストレージにコピーしておく

 

 
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