2004年2月27日 報道発表

1枚のディスクに最長約16時間の長時間録画を実現

DVDビデオレコーダー「DR-M10」

〜DVD-RAM/-RW/-Rのマルチ記録再生に対応〜



DR-M10

写真は、DVDビデオレコーダー「DR-M10」です。



 日本ビクター(株)は、1枚のDVDディスクに最長約16時間の長時間録画を実現した、DVDマルチドライブ搭載DVDビデオレコーダー「DR-M10」を発売します。本機は、DVD-RAM/-RW/-Rの3種類のDVDメディアに対応するとともに、高画質ディスク録画を実現する「スーパーMPEG-2プロセッサー」を搭載。また、記録内容の確認に便利な「モーションサムネイル」や「ライブラリーナビ」を搭載するなど、使い勝手にも配慮しました。



品名 型名 メーカー希望小売
価格
発売時期 月産台数
DVDビデオレコーダー DR-M10 オープン価格 4月上旬 10,000台


<主な特長>
1.1枚のDVDディスクに最長約16時間の長時間録画を実現
1枚のDVDディスクに片面で約1〜6時間の間を61ステップに区切り、5分単位で細かく録画時間を設定できる従来の「フリーレートモード」に加え、今回新たに約7時間と約8時間の録画を可能にする「FR420」「FR480」のモードを搭載し、両面で最長約16時間の長時間録画を実現。また、ディスク残量や星印の数で画質レベルを確認しながら、自由に最適な録画モードが選択できます。
※両面9.4GBディスク使用時

2.DVD-RAM/-RW/-Rの3種類のメディアへ対応する自社開発DVDマルチドライブ搭載
高速アクセスによりタイムシフト録画が可能で繰り返し録画に優れた「DVD-RAM(カートリッジ対応)」、書き換え可能でDVD-VIDEOとの互換性が高い「DVD-RW」、DVD-VIDEOとの互換性と保存性に優れた「DVD-R」への録画再生を実現。ユーザーの使用用途を拡げました。

3.当社独自の「スーパーMPEG-2プロセッサー」により、高画質記録再生を実現
「デジタルワイドTBC」&「フレームシンクロナイザー」
ビデオテープなどのジッター(画面の揺れ)を含んだアナログ信号を、安定した信号に補正しデジタル変換するので、もとのアナログ記録の映像を、より高画質にデジタルダビングできます。
「モーションアクティブNR(ノイズリダクション)」
高度な動き予測によって画素対象の動きを追跡・処理することで、動きの激しい映像においてもノイズや残像を大幅に低減させました。
「モーションアクティブプログレッシブ」
高度な動き予測から補完信号を生成し、ビデオソース(60i)映像は、自然なプログレッシブ映像に変換し再生します。また、プログレッシブ(24p /30p)映像は、インターレースに変換することなくダイレクトに出力し、変換ロスのない高画質再生を実現しました。
「ブロックNR(ノイズリダクション)」「モスキートNR(ノイズリダクション)」
再生時のブロックノイズやモスキートノイズを低減させます。

4.
DVDライフの楽しさを拡げる、多彩な快適・簡単機能
録画をしながら番組の最初に戻って再生したり、録画済みの別番組を見ることができる「追っかけ再生&録画同時再生」機能搭載(DVD-RAM)。また、録画中の映像は小画面で確認できます。
ディスクに収録されている番組を静止画で一覧表示し、カーソルをあてるだけでその番組を音声付きで再生する「モーションサムネイル」を搭載。見たい番組をすばやく確実に検索できます。
本機で録画した番組情報のデータベースを内蔵メモリーに最大約1,300タイトル分記憶し、見たい番組がどのディスクに入っているか簡単に探せる「ライブラリーナビ」搭載。
予約情報を本体ではなく、ディスクに記憶させ、ディスクを挿入するだけで予約録画が完了する「おまかせ毎週上書きディスク予約」。(毎週・毎日予約をしたディスクは容量が一杯になると古い番組から順に上書きしていきます。)
お手持ちのデジタルビデオカメラの映像を簡単に取り込める、「DV入力端子」搭載。


トップに戻る



<企画意図>
 家庭用ビデオレコーダー市場において、アナログからデジタルへの移行が急速に進んでいます。なかでも、DVDビデオレコーダーの国内市場は2003年度約220万台、2004年度は約330万台と急速に拡大すると見込まれています。(当社見込み)
 当社は昨年、長年培ってきた独自の録画再生技術を投入し、業界最高レベルの高画質ディスク録画を実現したDVDビデオレコーダー「DR-M1」を発売し好評を得ていますが、一方ユーザーからは、従来のテープに比べると録画時間が短いため、ディスク1枚への録画時間の長時間化を望む声が多く寄せられています。
 今回発売のDVDビデオレコーダ「DR-M10」は、「DR-M1」の高画質はそのままに、ディスクの残量に応じた最高の画質で録画ができる「フリーレートモード」を搭載。そして、新たに1枚の両面DVDディスクに約16時間の長時間録画ができる「FR480」モードを採用しました。また、「モーションサムネイル」や「ライブラリーナビ」などの便利な機能も充実させるなど、高画質と使い勝手を高い次元で融合させました。

<その他の特長>
DVD-RW(VR、ビデオモード)での追記を可能にする「ファイナライズ解除」機能。
録画した番組のお気に入りシーンだけをつなげて再生したり、場面の並べ替えが簡単にできる「プレイリスト」機能。(DVD-RWビデオモード、DVD-Rには対応していません)
置き場所に困らない、高さ70mmのスリムなデザイン。
リモコンのキーを使って簡単にタイトル入力ができる携帯電話方式を採用。
MP3やJPEGで記録したCD-R/-RW再生も可能。
(CD-R/-RWディスクの再生はファイナライズされたディスクに限ります。またディスクの特性や記録状態によっては再生できない場合もあります。)
別売のデジタルチューナーやデジタルテレビと組み合せ、タイマー予約録画が簡単にできる「デジタル放送リンク予約」。(別売ミニプラグコード「CN-120A」(1.5m)希望小売価格525円(税込)が必要です。)
取り出したディスクも中断したシーンから続きが見られる「ディスクリジューム」。(30枚分メモリー対応)

<主な仕様>
録画可能ディスク DVD-RAM(VRモード)※1、DVD-RW(VR、ビデオモード)※2
DVD-R(ビデオモード)
再生可能ディスク DVD-VIDEO、DVD-RAM(VRモード)、DVD-RW(VR、ビデオモード)
DVD-R(ビデオモード)、ビデオCD、CD-DA
CD-R/-RW(JPEG、MP3、スーパービデオCD、ビデオCD、CD-DA)
記録方式 映像:MPEG-2
音声:ドルビーデジタル(2ch)、リニアPCM(XPモード)
録画モード/最大録画時間※3
XP: 約1時間
SP: 約2時間
LP: 約4時間
EP: 約6時間
FR(フリーレートモード): FR60(約1時間)〜FR360(約6時間)、
FR420(約7時間)、FR480(約8時間)、63段階
受信チャンネル VHF:1〜12ch
UHF:13〜62ch
CATV:C13〜C63ch
予約プログラム数 1ヶ月8プログラム
入出力端子 入力端子 DV端子※4(i.LINK 4ピン) 前面1系統
S映像端子 3系統(内前面1系統)
映像端子 3系統(内前面1系統)
音声端子 3系統(内前面1系統)
出力端子 D1/D2映像端子 1系統
S映像端子 1系統
映像端子 1系統
音声端子 1系統
光デジタル音声端子 1系統
ビデオコントロール端子(φ3.5mini)1系統、AVコンピュリンク端子 1系統
電源 AC100V 50/60Hz
消費電力 32W
待機時消費電力 13.5W(時刻表示点灯時:16.0W、時刻表示消灯時:3.4W)
最大外形寸法 (W)435 × (H)70 × (D)350 (mm)
質量 4.0kg

※1: Ver2.0、2.1、CPRM対応。
※2: Ver1.1CPRM対応。Ver1.0、Ver1.2は対応しておりません。
※3: DVDの録画可能時間は4.7GBディスク使用時。両面9.4GBディスク使用可能時間は約2倍になります。
※4: DV方式のビデオデッキ、ビデオカメラが接続可能です。機種によっては接続できないことがあります。
i.LINKは商標です。
Dolby、ドルビーデジタルはドルビーラボラトリーズの商標です。
Gコードはジェムスター社の商標です。Gコードシステムはジェムスター社のライセンスに基づいて生産しています。
DTS及びDTS Digital Outはデジタルシアターシステムズ社の商標です。


トップに戻る



※:このページの内容は、報道発表日時点の情報です。その後、内容に変更が生じる可能性があります。
  また、ご覧になった時点で、生産・販売が終了している場合がありますので、あらかじめご了承願います



商品に対するお問い合わせ先

日本ビクター(株) お客様ご相談センター フリーダイヤル 0120-2828-17
携帯電話・PHSなどからのご利用は 03-5684-9311


(c)Copyright 2004 VICTOR COMPANY OF JAPAN, LIMITED All Rights Reserved.