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LT-32LC305

2008年2月5日 報道発表

「フルハイビジョン倍速液晶ドライバー」搭載により、
残像感の大幅低減と高画質化を実現

地上・BS・110度CS デジタルハイビジョン液晶テレビ
「LT-32LC305-B(ブラック)/-S(シルバー)」

~フルハイビジョンモデル用に開発した高画質エンジン「倍速GENESSA」をW-XGAモデルに搭載~



「LT-32LC305-B」
「LT-32LC305-S」



 日本ビクター(株)は、倍速120 コマ表示により、動きの速い映像でも“残像感をおさえたクッキリしたハイビジョン映像”が楽しめる、地上・BS・110度CSデジタルハイビジョン液晶テレビ“ハイビジョン倍速液晶EXE(エグゼ)”「LT-32LC305」を2月下旬より発売します。本機は、W-XGA(1366×768画素)モデルでありながら、フルハイビジョン(1920×1080画素)倍速モデル用に開発した高画質エンジンを搭載。この、“倍速120コマ映像”の予測生成アルゴリズムを一段と高性能化させるとともに、画像処理能力を飛躍的に向上させた高画質エンジン「倍速GENESSA(ジェネッサ)」の搭載により、1秒あたり120コマ(通常の2倍のコマ数)の最適ハイビジョン映像(W-XGA)を実現します。

品名 シリーズ名 サイズ 型名 主な特長 希望小売
価格(税込)
発売時期 月産台数
地上・BS・110 度CS
デジタルハイビジョン
液晶テレビ
エグゼ 32V 型 LT-32LC305
-B(ブラック)
-S(シルバー)
「フルハイビジョン
倍速液晶ドライバー」搭載、
“高画質エンジン”
「倍速GENESSA」搭載
オープン価格 2月下旬 合計15,000台


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主な特長

1.動きに強いハイビジョン映像(W-XGA)を実現する、「フルハイビジョン倍速液晶ドライバー」を搭載

 通常1秒間に60フレーム(コマ)で構成されている映像に対して、新開発ドライバーが、独自の「高精度動き予測アルゴリズム」により、通常の2倍にあたる120コマの最適ハイビジョン映像を表示します。これにより、液晶の残像感の原因である「ホールド表示時間」を半減させ、スポーツ番組や文字テロップなど動きの速い映像もくっきり、リアルに再現します。


2.画像処理能力を飛躍的に向上させた高画質エンジン「倍速GENESSA」搭載

 臨場感あふれる高画質映像再現が高い評価を得ている高画質エンジン「倍速ジェネッサ」を搭載。通常の2倍にあたる120コマ/ 秒の最適ハイビジョン映像を創造します。また、「倍速ジェネッサ」が映像シーンの輝度情報を細かく分析して「バックライト制御」を行うため、暗部の深い黒を引き締めながら最適なコントラストで“メリハリの効いた立体感のある映像”を再現します。


3.ビクターだけの快適な視聴機能、簡単・便利な操作サポート機能を搭載

  1. ワンランク上の音場を実現するMaxxAudio(マックスオーディオ)※1採用
  2. ボタンひとつで、映像内容や明るさに応じて好みの画質と音質を設定できる「明/ 暗ボタン」
  3. 目にやさしく、さらに環境にも配慮した省電力機能。「エコセンサー」
  4. 操作の方法や機能の内容がテレビ画面で確認できる「お助けガイド※2」搭載
  5. 聞きやすい音声で操作をサポートする「音声案内」機能搭載
  6. ニュースやセリフが聞き取りやすい 新“テレビ「きき楽」”機能搭載

※1:「MaxxAudio®」はWaves社の特許です。「MaxxAudio®」はWaves社の登録商標です。
※2:「お助けガイド」は株式会社カナックから「使いかたナビ®」の技術提供を受けています。


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企画意図

 当社は、“動きの速い映像で感じるボヤケを軽減し、クッキリとした映像を再現する”液晶テレビとして、2005年10月、世界で初めて“1秒あたり120コマ駆動”を実現した「倍速液晶パネル」搭載液晶テレビ(37V型「LT-37LC70」)を発売。以降、「倍速液晶パネル」搭載モデルは、液晶テレビが苦手とする“動画応答性”を大幅に改善することで、「液晶テレビの新ジャンルを確立した」との高い評価を得ています。
 今回発売する「LT-32LC305」は、W-XGAモデルでありながら、フルハイビジョン倍速モデル用に開発した高画質エンジンを搭載。「フルハイビジョン倍速液晶ドライバー」による倍速120コマ映像「予測生成アルゴリズム」を一段と高性能化させるとともに、画像処理能力を飛躍的に向上させた高画質エンジン「倍速GENESSA(ジェネッサ)」を搭載。通常の2倍にあたる1秒あたり120フレーム(コマ)の最適ハイビジョン映像を再現します。
 また、画面映像の迫力にふさわしい音場を再生する「MaxxAudio(マックスオーディオ)」機能の搭載により、ワンランク上の高画質・高音質を実現しました。加えて、“人にやさしい簡単・便利機能”も強化し、2011年の地上アナログ放送停波(予定)に向けて買い替え需要の拡大が見込まれる中、お客様のさまざまなニーズに対応していきます。


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ビクターだけの快適な視聴機能・操作サポート機能の詳細について

1.ワンランク上の音場を実現する「MaxxAudio※1(マックスオーディオ)」搭載

 DVDソフトに記録されている重低音を再現するために、音響心理学に基づき倍音の強さを演算し、低域の音質を向上させる「MaxxBass(マックスベース)」に加え、 プロオーディオで培われた技術を基にし、より質の高い音場再現を可能とした「MaxxAudio(マックスオーディオ)」を採用。また、独自の「オブリコーンスピーカー」を搭載。重低音から高音までトータルの音質を向上させ、ワンランク上の音場を実現します。


2.視聴環境に応じて音と映像をワンボタンで設定可能。大画面の楽しさを広げる「明/暗ボタン」

 映像を見る部屋の明るさ(明るい部屋や暗い部屋)と、映像ソフトの内容(ドラマ・ニュース・スポーツ・映画・ゲームなど)に応じてボタンひとつの操作で、最適な画質と音質の同時設定(6モード※3)が可能です。
※3…6つのモードの種類(テレビ・シネマ・シアタークール・シアターウォーム・ゲーム・ダイナミック)
 たとえば

  • 「テレビ」モード: ドラマやニュースなど、明るい部屋での普段の視聴におすすめです。
  • 「シアターウォーム」モード: 照明を暗くした部屋で、映画を楽しむ映画鑑賞に適したモードです。
  • 「ゲーム」:明るい部屋で、テレビゲームを楽しむのに適したモードです。
     加えて、ゲームの映像を映す時間差が少なくなり快適にゲームが楽しめます。
     ダイレクトボタンをリモコンの中央に配置し、ワンタッチで簡単に操作ができます。

また、ダイレクトボタンをリモコンの中央に配置し、ワンタッチで手軽に操作することができます。


3.操作方法や機能の内容がテレビ画面で確認できる「お助けガイド」搭載

 取扱説明書を開かなくても“知りたいこと”や“やりたいこと”が画面を見ながらリモコン操作で確認できる便利な機能です。テレビ本体に操作・機能に関するデータベースを内蔵し、使う人の「理解度」に応じて操作できます。基本的な機能は「使いかた入門」で確認でき、この操作は音声案内でサポートします。操作に迷ったときや、操作の方法が分からなくなったときは「お助けボタン」を使い、さらに「知りたい・操作したい」場合は、「目次から探す」・「用語から探す」などの使い方ができます。


4.目にやさしく、さらに環境にも配慮した省電力機能。「エコセンサー」

エコセンサー

 部屋の明るさに合わせ画面の明るさを自動調整する「EE センサー」と、明るいシーンが多い時にはバックライトをコントロールし、まぶしさを抑える「オートピクチャー」を統合。暗い場面でも、明るい場面でも、目にやさしく、さらに消費電力も抑えることができる環境にも配慮した機能です。


5.聞きやすい声で操作をサポートする「音声案内」機能搭載

  1. 「設置設定ウイザード」
    お買い上げ設定ウイザード、簡単設置ウイザードといった「設置設定」を画面表示に加え、新たに音声でもサポートします。これにより、複雑なデジタルテレビの初期設定も簡単に行うことができます。
  2. 「リモコンガイド」
    リモコンのボタンの「操作・機能」を音声で説明する機能を搭載。操作に迷ったときやボタンの機能を知りたいときに、取扱説明書を探さなくても、その機能を音声と画面表示で確認できる便利な機能です。さらに押したボタンが画面上で点滅します。

6.ニュースやセリフが聞き取りやすい、“新テレビ「きき楽」”機能搭載

TVきき楽
  1. 「はっきりステレオ」
     左右の音声を独立に処理することにより、“広がりのある自然な音場”で再生します。
  2. 「ひっそり」モード
     高域と低域をカットし、“小音量でも人の声がはっきり聞こえる”ため、深夜の視聴に最適です。
  3. 「ゆっくりトーク」※4
     音声をリアルタイムで信号処理し、実際の時間を変えずに“ゆっくりとした速さ”で聞くことができます。話し始めの速度を落とし、徐々に実際の速度に戻す独自の処理により、話し手が意識的にゆっくりと話しているような自然な話速変換を実現しました。

※4…NHK放送技術研究所の技術協力を得て商品化しました。


7.スイッチを入れてからの起動時間を大幅に短縮した「高速電源オン」※5

 電源スイッチを入れてから出画までの時間を約3秒に短縮しました。

※5:当社従来機「LT-32LC95」との比較による。約10秒から約3秒へ短縮


8.大画面映像を際立たせる「スリムフレームデザイン」を採用と、インテリアに合わせて選べる「2カラーバリエーション」

 フレームをスリムにすることで、画面映像をさらに際立たせるとともに、スピーカーをパネル下部に配置し、コンパクトなデザインを実現しました。また、インテリアに合わせて選択可能な「ブラック」と「シルバー」、2色のカラーバリエーションを展開します。


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その他の主な特長

1.デジタルインターフェイス「HDMI端子」3 系統搭載※6

 1本のケーブルでデジタル映像信号/音声信号をダイレクトに伝送可能なデジタルオーディオ/ビデオの新規格「HDMI端子」を搭載。高画質・高音質のまま、デジタルコンテンツが楽しめます。

※6…HDMI(High-Definition Multimedia Interface):次世代デジタルオーディオ/ ビデオインターフェース規格。対応機器とケーブル1本の接続で劣化のない非圧縮デジタル映像とマルチチャンネル音声の伝送が可能です。


2.地上・BS・110度CSデジタル、地上アナログ放送対応「テレビ番組ガイド」※7搭載により、見たい番組の検索など、使い勝手が大幅に向上

 3・6・9チャンネル分のチャンネル表示など、使い勝手を向上させました。

※7…「電子番組表は、米Gemstar-TV Guide International, Inc. が開発した「Gガイド」☆を採用しています。」)
 ☆:『Gガイド』は、Gemstar-TV Guide International, Inc. が知的財産権を保有する電子番組表(EPG)技術『G-GUIDE』をベースに株式会社インタラクティブ・プログラム・ガイド(IPG社)がサービス開発し、BS-i(株式会社ビーエス・アイ)と提携して日本国内で運用する電子番組表(EPG)で、現在地上波アナログ/ デジタル、BSアナログ/ デジタル、110度CSデジタル放送全てをカバーし、全国で展開しています。Gガイド、G-GUIDE、Gガイドロゴ、Gコード、G-CODE、およびGコードロゴは、米 Gemstar-TV Guide International, Inc.またはその関連会社の日本国内における登録商標です。


3.大きなボタン、大きな文字で使いやすさを一段と向上させた「新リモコン」

 使用頻度の高いボタンを大型化するとともに、文字の表示も大きくしました。さらに発信部を2個搭載することでリモコンを斜めに持った状態でも操作ができるなど、操作性を一段と向上させました。


4.SDカードに記録した静止画(JPEG)を表示する「SDメモリーカードスロット」装備※8

 大容量が特徴のSDHC メモリーカードにも対応しています。

※8…表示できる画像はJPEG形式(DCF準拠)で保存された画像に限ります。


5 . テレビをもっと楽しむためのネット・サービス「アクトビラ」※9に対応

acTVila

 便利な生活関連サービスをテレビのリモコン操作ひとつで簡単に楽しめます。

[※9…「アクトビラ」ご利用についてのご注意]「アクトビラ」のご利用には、(ADSL、FTTH、CATV 等の)ブロードバンド接続環境が必要です。また、プロバイダーや回線事業者との契約・使用料が別途必要となります。「アクトビラ」の利用条件については別途「アクトビラ」のサービス内にてご確認のうえご利用ください。「アクトビラベーシック」は、静止画+文字によるデジタルテレビ向けの情報提供サービス。「アクトビラビデオ」はご利用いただけません。acTVilaマーク、acTVilaおよび「acTVila」、「アクトビラ」は、テレビポータルサービス(株)の商標です。 (アクトビラに関する詳細は: URL:http://actvila.jp/


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主な仕様

型名 「LT-32LC305-B(ブラック)/-S(シルバー)」
電源 AC100V (50/60Hz)
表示部サイズ
(幅×高さ×対角)
32 V 型
(69.8cm × 39.3cm × 80.1cm)
表示画素数 約314 万ドット
(水平1,366 ドット×垂直768 ドット× RGB3)
パネル輝度
(LCD モジュールのMAX 値)
500cd/ ㎡
外形寸法(スタンドなし)(幅×高さ×奥行き)
80.0cm × 54.5cm × 10.7cm
外形寸法(スタンドあり)(幅×高さ×奥行き) 80.0cm × 59.2cm × 24.5cm
質量(テレビスタンド含む) 13.2kg ( 14.6kg )
消費電力 149W
(リモコン待機時:0.2 W)
年間消費電力量

128 kWh/ 年

総合音声出力 10W+10W
受信チャンネル VHF:1 ~ 12ch、UHF:13 ~ 62ch、CATV:C13 ~ C38
地上デジタル:000 ~ 999ch (CATV パススルー対応)
BS デジタル:000 ~ 999ch、110 度CS デジタル:000 ~ 999ch
入出力端子 HDMI 入力 3 系統3 端子
D4 入力 1 系統1 端子
コンポーネント入力 1 系統1 端子
ビデオ入力 3 系統3 端子
LAN 端子 100 BASE-TX/10 BASE-T × 1
光デジタル音声出力 1 系統1 端子(AAC/2 ch リニアPCM)
その他の端子 モニター出力端子、電話回線(2400 bps)、ヘッドホン端子

* HDMI(High-Definition Multimedia Interface)とHDMIは、HDMI Licensing, LLC の商標です。


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関連情報

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[2008年02月05日]