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SX-M7

2008年9月2日 報道発表

ピュアな響きを求めて、“マグネシウム振動板”を採用したハイファイスピーカー
スピーカーシステム「SX-M7」
~「SX-M シリーズ」の上級モデルを新たにラインアップ~



「SX-M7」



 日本ビクター(株)は、ピュアな響きを求めて、“マグネシウム振動板”を採用したハイファイスピーカー「SX-Mシリーズ」のニューラインアップ「SX-M7」を、10月上旬より発売します。
 本機は、マグネシウムによるピュアな音質に加え、クオリティの高い低域を強化することにより、スケール感ある音楽再現が可能です。

品名 型名 希望小売価格(税込) 発売時期
スピーカーシステム SX-M7 315,000円(1本) 10月上旬


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主な特長

1.オブリコーンの可能性を最大限に引き出す“マグネシウム振動板”を採用

<“マグネシウム
オブリコーン・ウーハー”>

 適度な内部損失と減衰特性を併せ持ち、癖のない自然な音色が特徴である“マグネシウム”をツィーター、ウーハーの振動板に採用。
さらに、振動板形状は、非対称形状により素材の共振を分散させ、自然な音色再現が可能な、当社独自の“オブリコーン/ オブリドーム”を採用しました。

  1. “マグネシウムオブリコーン・ウーハー”
    ひずみ感の少ないオブリコーンとの組み合わせにより、マグネシウムの長所を最大限に引き出します。また、磁気ギャップの対称性を高めた磁気回路や、追随性のよいダンパー形状の採用などにより、高いリニアリティを実現。さらに、アルミショートリングと銅キャップを採用した“T 型ポールピース”により、電流ひずみを大幅に低減しました。
  2. “マグネシウムオブリドーム・ツィーター”
    マグネシウム振動板に直接ボイスコイルを巻き、ダイレクト駆動させる“DDOD(Direct Drive Oblique dome)”を採用。本機では、磁気回路にネオジウムマグネットを採用し、高音域の音質を改善しました。

2.低音域用に“ノンプレスパルプコーン”採用の19cmボトムウーハーを2個搭載

 振動板とセンターキャップには、吟味した高品質パルプを使用。軽量で曲げ剛性の高い“オーブン乾燥ノンプレス仕上げ”とし、躍動感のある低域再生を実現しました。


3.キャビネット内部を2重構造とした“スタガードバスレフ構造”を採用

 マグネシウム振動板の“反応の速い低域”と、パルプコーンの“躍動的で腰のある低域”をブレンドし、最適化します。


4.ウーハーユニットを背面から固定する“メカニカルベースマウント”を採用

 駆動点を安定させるとともに、音源に影響を与える振動を大幅に低減。側面は、MDF材をチェリー突き板でサンドイッチした板材と、チェリー無垢材の響棒による側面補強により、キャビネットの響きをコントロールします。


5.高級感と落ち着きを醸し出す、全面突き板塗装仕上げ


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企画コンセプト

 “音楽の心を引き出す”“コンテンツに記録された音楽の魅力を引き出す”をキーワードとした、「SX-Mシリーズ」の上級モデル。


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企画意図

 現在、国内の単品コンポーネント市場では、団塊の世代を中心に“良い音で音楽を楽しみたい”というニーズの増加にともない、2チャンネルオーディオが再び注目されています。このようなユーザーニーズを受け、“「原音探究」の具現化”を開発テーマとして本年6月に発売した「SX-M3」は、マグネシウム合金の振動板による“素直で自然な音色”で、高い評価を得ています。
 今回当社は、“音楽の心を引き出す”“コンテンツに記録された音楽の魅力を引き出す”という「SX-Mシリーズ」のコンセプトをさらに高い次元で実現し、“音楽の持つスケール感、空気感”までも忠実に再現する「SX-Mシリーズ」の上級モデル「SX-M7」を企画し、発売します。


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主な仕様

種類
3 ウェイ 4スピーカー バスレフ型
スピーカーユニット 低域用 19.0 cm コーン型スピーカー× 2
中低域用 14.5cm コーン型スピーカー
高域用 1.9 cm ドーム型スピーカー
定格入力(JIS)
38 W
最大入力(JIS)
150 W
定格インピーダンス
6 Ω
再生周波数帯域
26 Hz ~ 65,000 Hz
出力音圧レベル
88.0 dB/W・m
クロスオーバー周波数
150Hz / 3,500Hz
寸法
(幅)274 mm ×(高さ)968 mm ×(奥行)419 mm
(スピーカーターミナル、サランボード含む)
質量
39.0 kg(1 本・本体)


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ご参考:当社“音づくり”の基本理論

“原音探究”

音楽を愛する者、音楽を精神の糧とする者にとって、音楽は信仰に似ている。
音楽の再生に生涯を捧げるわれ等は、限りなく奥深い“原音の究明”に
悔いなき日々を生きなければならぬ。

この言葉は、かつて当社理事として音響技術開発の先達であった鈴木健氏が、“音づくり”の心構えとして唱えた言葉で、現在まで脈々と受け継がれています。


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付属資料

スピーカー新商品「SX-M7」試聴会のご案内

<スピーカーシステム「SX-M7」>

 当社ショールームは、リニューアルオープンに向け現在改装中ですが、リニューアル後、初回の一般ユーザー向けイベントとして、本日発表のスピーカー新商品「SX-M7」の試聴会を予定しております。
 当日は、スピーカー開発担当者による商品解説を予定しており、さらに9月13日(土)限定で、お客様が持参したCDをご試聴いただける“自由試聴コーナー”を設けます。(事前登録制/ 各講演終了後、30分間)
 なお、アンケートにご協力いただいた来場者には、記念品をプレゼントいたします。

「SX-Mシリーズ新商品「SX-M7」試聴会(2008年9月12日、13日)」


■会場/ 日時

東京都港区新橋1-7-1 ビクタービル「NIPPER’S GINZA」

2008 年
9 月12 日(金)
17:00 ~ 18:00(自由試聴なし)
19:00 ~ 20:00(自由試聴なし)
9 月13 日(土)
13:00 ~ 14:00(自由試聴あり)
15:00 ~ 16:00(自由試聴あり)

ビクタービル「NIPPER’S GINZA」


■参加費

無料(予約制)


■募集人数

各回15名(定員に達し次第、募集を締め切ります)


■申し込み方法

ビクターホームページよりお申し込み下さい。
http://www.victor.co.jp/28s/へアクセス願います。
*お申し込みの際には、

  1. イベント名
  2. ご希望の時間
  3. 人数

を明記願います。


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関連情報

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お問い合わせ


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[2008年09月02日]