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TS-2D3D1V3

2011年6月8日 報道発表


業務用3Dイメージプロセッサ「IF-2D3D1」の機能を拡張する専用ソフト

2D3Dソフトウェア「TS-2D3D1V3」 を発売

~ 画像解析アルゴリズムの性能向上と調整機能の追加で、より自然な3D映像変換を実現 ~



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< IF-2D3D1 >




 ビクター・JVC は、2D映像を3D立体映像にリアルタイムで変換する業務用3Dイメージプロセッサ「IF-2D3D1」(発売中)の機能を拡張する、 同機専用の2D3Dソフトウェア「TS-2D3D1V3」を6月中旬より発売します。
 本ソフトウェアを追加することで、「IF-2D3D1」の画像解析アルゴリズムの性能向上と調整機能の追加ができ、これまでのリアルタイム3D映像変換による奥行き方向の自動生成に加え、飛び出し方向への拡張を実現します。これにより、コンサートやスポーツの生中継の臨場感をさらに高めるなど、幅広いコンテンツでより豊かな3D映像表現が可能になります。
 なお、当社は同イメージプロセッサと、本ソフトウェアを、6月22日~24日に東京ビックサイトにて開催される『第19回 3D & バーチャルリアリティ展(IVR)』に出品します。

 

品名 型名 希望小売価格(税込) 発売時期
IF-2D3D1専用
2D3Dソフトウェア
TS-2D3D1V3 オープン価格 6月中旬


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ソフトウェアの特長

1.リアルタイム3D映像変換の自動生成範囲を飛び出し方向にも拡張

画像解析アルゴリズムの性能向上と調整機能の追加に より、3D変換映像の自動生成範囲をこれまでの奥行き方向に加え、飛び出し方向にも拡張が可能です。


2.部分的な立体感を独立して調整可能

新たに「SUB INT.C-VEX」(飛び出し感)、「SUB INT.C-CAV」(引っ込み感)の設定メニューを追加。部分的に飛び出し感と、引っ込み感をより細かに調整できます。これにより、人物の顔など従来以上に自然な立体感を実現します。


3.視差量を任意で設定し、視差量の付きすぎを防止

「PARALLAX LIMIT」(視差リミット)機能を新たに追加。視差量が付きにくい遠景や、視差量のばらつきが生じやすい遠景と近景が混じった構図に対し、視差量が付きすぎないように設定ができ、必要以上に強調された3D映像の制作を防止します。また、立体感のリミット値をそれぞれ独立して設定できるので、視差量の確認作業を軽減し、制作時間の短縮を可能にします。


4.2D映像の互換性を保った3Dブルーレイ用マスターコンテンツ制作が可能

左目用出力には入力されたオリジナル2D映像の信号をそのまま使用し、右目用に立体用の視差をつけた画像を生成しています。これによりオリジナル映像が左目用に残ることで、2D映像の互換性を保った3Dブルーレイディスク用のマスターコンテンツ制作が可能です。


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主な仕様

 型名
 TS-2D3D1V3
 品名
 IF-2D3D1 専用2D3Dソフトウェア
 拡張機能 < 「ADJUST MODE」機能 > 
  ・SUB INT.C-VEX(部分的な飛び出し感を調整)
  ・SUB INT.C-CAV(部分的な引っ込み感を調整)
< 「FUNCTION」機能 >
  ・PARALLAX LIMIT(視差量リミット)
  ・CONVERT MODE(IF-2D3D1との互換モード)
  ・RETREAT COND(色検出による飛び出しと引っ込みの切り替え)
  ・AREA DET.(2D→3D 変換時、アスペクト等の有効画素エリア検出動作ON/OFF)
  ・DEPTH MODEL.HOLD(3D変換時の奥行きモデルの固定または自動切換)
  ・TRANSITION TIME(シーン切替時の奥行きモデルの遷移時間設定)
  ・S.B.S DECODE(右目用と左目用の映像をそれぞれ単一の映像として出力)  ほか 
 設定値メモリ可能数  4つまで保存可(従来は2つ)


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[2011年06月08日]