ホーム > ビジネス向け製品・サービス > レポートアーカイブ > 映像活用セミナーレポート 20110305

映像活用セミナーレポート 20110305

映像活用セミナーレポート

2011年3月5日(土)、JVCケンウッド丸の内ショールームにて、学校・教育現場での映像制作の活性化とメディア・リテラシー教育の支援をめざし、映像活用セミナーを開催しました。東海大学の学生が制作した15分の地域情報発信番組の新たな活用事例や教育現場で展開している1分間ビデオ制作の授業実践について、作品視聴を交え講演を行いました。セミナー終了後も、参加者同士が活発に情報交換、交流の輪が広がりました。


第3回映像活用セミナー(2011年3月5日実施)



映像制作による学びについてフローチャートで解説


講演内容

■東海大学ミネスタウェーブの活動とは?
①『ぼくらのミネスタウェーブ~学生のTV番組制作の現場~』作品視聴
②全国14ケーブルTV局(契約数170万世帯)への番組提供の意義
③日本語教育教材としての開発構想    
 ※留学生の日本文化理解と日本語教材として活用 

■なぜ今、教育現場で映像制作を必要とするか?
①メディアリテラシーを必要としている子ども達
②最も危機的なメディア“携帯端末リテラシー教育”の必要性
③情報の「受け手教育」から「投げて教育」への変化
 ※TV番組を批判的に読み解く教育から自ら作り、発信する教育へ

■One Minute Video制作という授業
①教員向けワークショップの実施(日本ユニセフ協会学校事業部と連携)
②メディア・プロダクション・スタディーズ(MPS)
 ※映像制作の過程で身につく、様々なコミュニケーション力の育成

■参加者の声
・メディアに振り回されない、騙されないためにも映像制作実践は大切だと思った。
・映像を作らせることでいろいろな学びになっていくこと。また子ども達が映像メディアに接する際の心構えを知ることが出来て良かった。
・映像制作を通した教育の重要性を確信することが出来ました。
・学生作品が日本語教育に活用されているのは大学ならでは利点だ。
・映像と活字を結び付けていくことで、考えることができる学生が生まれてくるのではないか。今後の講義の方策を探る参考になった。
・子どもの携帯電話でのメディアリテラシー教育の必須性について、緊急であることに気づかされた。


主催:日本ビクター株式会社 ビジネス・ソリューション事業部