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広島文教女子大学(学校法人 武田学園) 様

大学ご提案 音響システム

語学学習支援システム WeLL(フルデジタルCALLシステム)導入事例

広島文教女子大学(学校法人 武田学園) 様
(広島県広島市安佐北区可部)

コーチングプレゼンテーションCALLシステムとして、2教室に『WeLL』を導入
質・量ともにレベルの高い語学学習が可能


広島文教女子大学様

学校法人武田学園様により、1966(昭和41)年に設立された広島文教女子大学様(大学院文学研究科、人間科学部)(http://www.h-bunkyo.ac.jp/)は、1999(平成11)年に導入されたCALLシステムのリニューアルと、マルチメディア教室(231,232教室)の学習環境の改善のため、2004(平成16)年9月、JVC開発の『語学学習支援システムWeLL』(フルデジタルCALLシステム)を導入されました。また、教室の全面的なリニューアルも同時に行われました。
(WeLLについては、こちらをご参照ください)


WeLL導入の背景

ブース卓
ブース卓
マスター卓
マスター卓

● 最新のPCシステム環境への移行
映像系の処理を得意とするMacintoshから、語学系教員が主に利用しており多くの語学教育ソフトウェアがリリースされているWindows PCベースのシステムへのリニューアルが求められていました。
また、従来はLLシステムとPCシステムが独立していたため、各機能・各操作の有機的結合が難しく、システムを有効活用しきれていませんでした。そのため、LLとPCが一体となったCALLシステムの導入が望まれていました。

● 学生ブースの改善
LL系(音声)、PC系の2つの操作に分かれていて、複雑であった学生側操作環境の改善と、安定運用が必要とされました。見直し点としては以下の三つがあげられました。

1.操作が簡単で、はじめてでも直感的に扱えること。
2.教員用PCとネットワークでつながり、学習者の状態把握や音声/映像コミュニケーションが可能であること。
3.環境復元ソフトにより起動時のPC状態が常に同一に保たれ、ソフトウェア上のトラブルを軽減できること。

またブース数は、小人数学習に重点を置いて80台(40人教室×2)に変更され、機器の有効利用が図られることになりました。

● 自習用教材の充実
授業中だけでなく、授業時間外に学生が自主的にTOEIC®対策などに取り組むことができるよう、レベル別語学教育ソフトウェアの充実が求められました。


WeLLの採用理由

一斉ダビング機
一斉ダビング機

教員から授業内容・授業運用上必要な要望が集められ、それをもとに数社からシステムの提案が行われました。その結果、当社が提案したフルデジタルCALLシステムを同大学向けにアレンジした以下のプレゼン内容が高く評価され、採用が決まりました。

● フルデジタル構成による先進性と将来性
● LLの基本機能を骨格に据えたシンプルな操作性(他社システムと比較して操作ステップが少ない点、映像と音声を同じ操作体系で扱える点等が好評)
● 高度なIT知識がなくとも、システムの安定運用が容易に可能


WeLLの導入効果

サーバー
サーバー

● 利便性向上とTCO削減
・ 1台のサーバで2教室のシステムを一元管理します。個々の授業教材はサーバ上に保存され、教員名・授業名を選ぶだけで、どちらの教室からでも即時利用可能になります。教室利用・授業編成の自由度が高まりました。
・ フルデジタルシステムであるため、映像・音声・PC画面の各コミュニケーションラインはLANに一本化され、学生ブース機器もPCに集約されました。また、学生ブースのMDデッキは既存設備をそのまま活用するなど、導入コストは最小限に抑えられています。

● 映像、音声、PCを活用した、躍動感のある授業実
・ これまでの学習教材を多彩に利用できるよう、映像提示やプレゼンテーションに対応した映像・音声機器を導入しました。また、リズムマシーンを活用した、従来のLL学習の枠にとらわれないリズム重視のスピーチ訓練も実践されています。
・ PC画面転送、ファイルの配布・回収などの機能を活用した最新の双方向マルチメディア学習が可能で、利用範囲、応用範囲が一層広がりました。

● 学習環境の改善
・ 学生ブースの操作はより簡便になり、授業外でも気軽に自習ができるようになりました。
・ WeLLに標準で用意される教材作成ツール等を使用して独自制作した学習コンテンツや、TOEIC®教材などの市販のソフトウェア教材を活用することによって、学習レベルの向上とリメディアル教育にも対応します


WeLLの活用状況

授業風景
授業風景

1.WeLLを使った授業科目
英語基礎演習、英語I~IV、人間言語専門演習、実用英語II、英語コミュニケーション技法I~III等(その他、プログラミングや情報処理演習など情報系の授業、自主学習用途でも活用)

2.WeLLを使っている教員
現在は10名の教員がいて、その中の8名が使っています。

3.使われている主な機能
・ LL機能=ペア・グループによる会話練習、リピーティングやシャドウイングによる個別練習録音
・ AV機能=視聴覚機器制御、映像ネットワーク伝送
・ CAI機能=PC画面転送、ファイル配布、出欠管理

4.使われている主な教材
ラーニングウェア=Native World Pro
TDKコア=TOEIC DX
アルク=10分間英語マスター
マイクロソフト=Office Pro 2003

5.システム構成図


231/232教室システム図


人間科学部人間言語学科 角山照彦 助教授のお話

角山助教授
角山助教授
映画を使った授業

WeLLは、長年LLを扱ってきたノウハウが良く生かされたシステムだと、評価しています。WeLLが導入されたことで、従来のLLシステムで課題となっていた様々な点がクリアできました。
WeLL導入の大きなメリットは、今までのCALLシステムがPCに不慣れな英語教員には敷居が高いものであったのに対して、英語教員なら誰でもLLと同じように使えるようになったことです。これは大変大きな変化です。
私の授業では、スピーキングに重点を置いた音声中心の英語学習を行っています。基本的には、クイックレスポンス、シャドーイングなど様々な技法を活用しながらスキルアップを図ってもらうわけです。ジョン・レノンやエルトン・ジョンなどのヒット曲の歌詞や洋画(DVD)の中のセリフなど生の教材を使っています。

教材の配布・回収等の作業が極めてスピーディーにでき、授業時間の有効活用が行えるようになったため、質・量ともにレベルの高い学習を行うことが可能になりました。また、学生たちにランダムペアなど緊張感を持たせたまま楽しく学習させることができる点でも、WeLLは効果的な語学学習支援システムであるといえます。
2004年9月に導入したばかりですのでまだ模索中ですが、最新のフルデジタルCALLシステムですからその機能を十分に活かして行きたいと考えています。

【役に立つ機能】
・ 音声ファイル化された学生の練習録音を回収して、学生たちのパフォーマンスを確認することができる。(従来のMDやカセットで提出されるより労力が短縮されるようになった)
・ 学生がシャドーイング学習している時に、個々の学生をモニターしたり、インカム操作により個別に直接指導することができる。
・ 英作文では、今まではホワイトボードに書いていたものが、Wordに記述したものを使うことで、個々の学習者用モニターに一斉に提示することができるので、公開添削が可能。
・ ペアやグループレッスンをランダムに組むことができる。
・ 持ち帰り可能な自習用ソフトウェアを使用して、学生が教室と同じ環境で自宅学習することができる。
・ 教員卓から学生ブースに備え付けのMDデッキへの、教材の一斉ダビング、あるいは一斉消去が可能。(※)


納入協力:株式会社アボアエンジニアリング様

※印のMD一斉ダビング設備は、アボアエンジニアリング様が設計・施工されました。