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北海道大学情報科学研究科様

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業務用フルハイビジョン3D液晶モニター GD-463D10 北海道大学情報科学研究科様 北海道札幌市

PDF版 映像システム

『3Dの役割はインパクトをもってイメージを人に伝えること』CGに新たな可能性をもたらすビジュアルインパクトを、最新のフルハイビジョン3D液晶モニターで追求。

北海道大学情報科学研究科、山本教授の研究フィールドはコンピュータグラフィックスから記号処理、情報ネットワーク、医用画像処理、データ放送など、実に幅広い範囲に及んでいる。その活動の中心にあるメインテーマは「Visualization=可視化」と「Implementation=実装」。そうした研究活動をサポートするため今回、JVCの業務用フルハイビジョン3D液晶モニターを導入。2台のカメラでステレオ撮影された高解像度の画像を高次元化し、“見せる=可視化”するためのシステムを支えています。

導入の背景

研究分野である画像・映像処理のうち、全周ステレオ撮影などのデジタルアーカイブ映像を高次元化する目的で業務用フルハイビジョン3D液晶モニター GD-463D10を導入。また、専門分野であるコンピュータグラフィックスの出力フォーマットとして、3Dによる可視化でどれくらいの効果があるかを試すことも大きなテーマです。

導入ポイント

可視化によるビジュアルインパクトを最大限にするには、画面が大きいことが重要。特に3Dの場合は大きいほど有利。また、モニターはコンピュータとの親和性の高いVGA入力があることも必要です。研究者から見て判り易いフォーマットであることが重要なポイントです。

導入システム

業務用フルハイビジョン3D液晶モニター
GD-463D10
■46V型の高精細大型画面
■HDMI入力×3系統(3D/2D用)
■D-Sub 9pin×1系統(2D用 VGA、XGA)


導入の効果

「実は、研究者は既に結果をわかっています。これをどう人に伝えるか、また高解像度な映像データをどうやって仮の出口として見せることができるかが“可視化”です。3Dの役割はそれ(結果)を知らない人に判りやすくインパクトをもって伝えることができる手段として有効です。」

「今回、イタリアのトリノ大学と、文化財をステレオカメラでスキャンして、アーカイブすることを共同研究しています。はじめは、博物館をまるごと3Dスキャンすることも考えてみました。位置と座標を情報で残しておけば、時間が経過しても、“ある時点”の情報がリカバリーできるのです。さらに自然や街の景観も3Dスキャンして残していく重要性もあります。」

「“今”を生きている私たちは、明日ここに同じものがあると信じていますが、それは100%保証されていません。現に北海道大学内のポプラ並木の一部でさえ、ある日突然伐採され無くなったのです。こうしたものを残していくことが3Dの役割のひとつではないでしょうか。」


USER'S PROFILE

研究室:札幌市北区北14条西9丁目
http://nis-ei.eng.hokudai.ac.jp/~yamamoto/


山本 強 教授 工学博士。ACM SIGGRAPH,IEEE,電子情報通信学会、映像メディア学会各会員。北海道大学大学院情報科学研究科(メディアネットワーク専攻)。同大大学院修士課程修了。同大大型計算センター(現・情報基盤センター)教授などを経て、2004年から現職。2005年から情報基盤センター長を兼務。研究分野はコンピュータグラフィックスや医療画像処理などで、ICT分野の産官学連携に携わる。平成21年度「経済産業大臣表彰(情報化促進部門)受賞。


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※記載の法人・団体名・組織名・所属・肩書きなどは、すべて取材時点でのものです。