JVC

ビジネス向け製品・サービス >>

GY-HM660 GY-HM620 SPECIAL SITE
ENG for Electric News Gathering

生の現状のめまぐるしい変化をありのままに伝えるために、多彩なネットワーク機能でより早く、より緻密に

災害・事件・事故などのニュース報道や情報番組、ドキュメンタリー、スポーツ、バラエティまで様々な番組で使用されるようになったENGカメラには、機動性、高画質性に加えて、ライブ中継で映像・音声を送信するという即時性が近年求められています。今やIT技術の発展により、誰でも簡単に映像・音声を遠く離れた海外の国や地域に送ることが可能となりました。一方、再生デバイスの高画質化は大画面のみならず、モバイル機器にも及んでいます。GY-HM660は、ネットワークアダプター※を装着することにより、多彩なネットワーク機能を実現し、ケーブルテレビ局や放送局ENG、プロダクションなど高画質且つ速報性を求めるユーザーニーズにお応えします。

白熱デッドヒートのサーキット場カメラマンへ 中継車や放送局から的確な指示を『IFB』でリアル通信

日常的に目にするLIVE中継は通常、専用回線や機材をシステム化した大規模設備を伴う放送形態です。GY-HM660はインターネット回線への接続を簡単・便利に行えるUSBインターフェースとストリーミング機能を備えています。その際のシステムは、カメラ本体とインターネット接続アダプターというシンプルシステム。報道現場での取材をインターネット経由でスタジオと結び、ONAIRすることで視聴者が知りたい“今”の情報をリアルに伝えることが可能です。

また、中継の裏側では、コントロールルームからロケ先のカメラマンに対し、ディレクターやプロデューサーが求めたい被写体や構図をダイレクトに指示・連絡したいときに、ネットワーク経由で音声を受信できるIP伝送リターンオーディオ(IFB)機能が力を発揮します。


IP伝送リターンオーディオ機能(IFB) 

ネットワーク経由で音声を受信できるIP伝送リターンオーディオ(IFB)に対応しています。
これによりスタジオやコントロールルームからロケ先のカメラマンにダイレクトに指示が可能となり、ディレクターやプロデューサーが意図する被写体や構図が撮影できます。

IFB機能使用イメージ

*IFB機能のご利用には、ネットワークに音声を配信するための、IPオーディオエンコーダー、マイクアンプ、マイクなどの機器が別途必要です。

サーキットの立ち入り制限エリアに設置したカメラをモバイル端末にてリモートビューイング&コントロール

スマートフォン、タブレット端末などの各種モバイル端末からカメラ映像を確認しながらリモート操作ができます。
サーキット内の立ち入り制限に設置したカメラを遠隔操作で迫力あるレースシーンを撮影することも可能です。

※REC、PAUSE、ズーム及びアイリス、フォーカス調整などのカメラ操作及び設定が可能。

リモートビューイング&コントロールイメージ

効率的なワークフローを実現 取材先にてメタ・データ及びクリップ編集が可能

取材使用イメージ放送局やCATV局で普及しているMXFファイル(35Mbps、25Mbps)での記録に対応しています。素材の管理から編集、送出、アーカイブまで、効率的な運用を実現するためのMXFファイルには、ネットワーク経由で取得した「プランニングデータ」や映像・音声にスマートフォン等で入力した「テキストデータ」を添付することができます。

 また、ハプニングの現場レポートやピットでの生インタビューなど、撮影した映像を今すぐONAIRしたいという時に、『FTPクライアント機能』を活用し、FTPサーバーへ簡単に映像クリップを送信できます。さらに、カメラ本体のトリミング機能を使えば、パソコンを使用せずに撮影した映像クリップの送信したい部分だけを切り取り送信することにより、編集作業の短縮が図れます。