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アーカイブ情報1978年から2009年にわたり日本ビクター(株)主催で開催された「東京ビデオフェスティバル」の情報です。 日本ビクター(株)主催「TVF2008」(第30回東京ビデオフェスティバル)には、世界53の国と地域から2,010作品(国内750作品、海外1,260作品)の応募がありました。応募者の年齢は20代(全体の52%)を中心に、9歳から91歳まで幅広い世代層にわたっています。
審査の結果、入賞作品100点(「優秀作品賞」30作品、「佳作」70作品)が選出され、この中から、「ビデオ大賞」に『いまどきの21歳の主張』と『The Last chapter(最終章)』の2作品* が、「日本ビクター大賞」には『学びの場が消えてゆく〜夜間高校の教室から〜』が決定しました。 (*)募集規定では、代表的な優秀作品として「ビデオ大賞」と「日本ビクター大賞」各1点を表彰する予定でしたが、今回は、2作品が共に独自の作品世界の創造に成功しており、最終審査会で“ぜひ2作品をビデオ大賞に”と推挙されたため、両作品に同賞が贈られることになりました。 ちなみに、第27回から今回まで4回連続で20代の女性がビデオ大賞を獲得しています。女性特有の感受性や自由な発想が、ビデオによる表現という分野でその才能を開花させ、新しい創作の舞台を広げつつあることをうかがわせます。
女子大生の作者が生活空間での出来事を日記風に綴ったビデオで、率直な心情を巧みな編集でテンポ良く映像表現した私的ドキュメント作品。
厳格だった父と作者との長い断絶と、孫娘との交流をきっかけに絆を取り戻していく家族の肖像を描いた、重厚なノンフィクション作品。
見落とされがちな夜間高校の実情にスポットを当て、現在の日本の教育が抱える問題点を浮き彫りにしたドキュメンタリー作品。
Web投票で選出される「ピープル賞」には下記の3作品が選ばれました。
TVF2008 各賞の内容
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