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CLASS-Sなモノ・コト

VOL.
30
  ビクトリノックス マルチツール「Evolution Wood S557」2018.November

ビクトリノックス マルチツール「Evolution Wood S557」

CLASS-Sな逸品
ビクトリノックス マルチツール「Evolution Wood S557」

男子たる者、様々な事態に備えてマルチツール(いわゆる十徳ナイフ)を鞄に忍ばせてみたいと思ったことが一度はあるだろう。そんなマルチツールの代名詞的ブランドが「VICTORINOX(ビクトリノックス)」だ。

同社は1884年、スイスのシュヴィーツ州イーバッハでのナイフのワークショップ開設から歩みをスタートさせ、1891年にはスイス陸軍へソルジャーナイフを納入、1897年には現在のマルチツールの原型となるオフィサーナイフが「オリジナル・オフィサー・アンド・スポーツナイフ」として特許を取得し現在に至っている。

ビクトリノックス マルチツール「Evolution Wood S557」

今回紹介する「Evolution Wood S557」を手に取ると、ウォールナット素材でグリップしやすいボディに思わず親近感を抱く。ナイフだけでなく、この小型ボディから実に19種類ものツールが繰り出されるのだから驚きだ。その19種類のツールは、オフィサーナイフからの伝統を受け継ぐラージブレード、つめやすり、はさみ、コルクせん抜きや缶切り、ワイヤーストリッパー、ドライバー、レンチetc…と、まさに多種多様だ。

キャンプに持ち出せば、食材を刻んだり缶詰を開けるだけでなく、ロープのカット、リーマー(穴あけ)での木材加工などといったことも可能。それだけにとどまらず、例えばそのキャンプから帰宅後に、持ち出した機材の修理にドライバーや万能レンチも利用できる。アウトドアシーンから“その後”のシーンまで、ユーザーに求められるツールとしての条件を完璧に満たしているのだ。

ビクトリノックス マルチツール「Evolution Wood S557」

130年以上もの歴史を持つビクトリノックス。その一方で製品名の「Evolution」にもあるように、常に革新を続けてきたブランドでもある。その姿は、時代とともに変遷するアウトドアの定義に常に挑み続けていると呼べるかもれない。そしてそれは、長い音楽再生の歴史を持つ一方で、ワイヤレス全盛時代にK2 TECHNOLOGYを用いてワイヤードに迫る高音質を提供しようとBluetoothレシーバー「SU-ARX01BT」を登場させたJVC“CLASS-S”の製品作りにも通じる所だ。

万能ツールとしてたしかな存在感を放つ「Evolution Wood S557」。常に本物を携行したい大人がCLASS-Sとともに選ぶべきアイテムだ。

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