スピーカーから出る音を、まるで楽器が演奏されているかのような、生々しいサウンドで聴かせたい。ある技術者のその想いは、
“ハイレゾ音源“が誕生する前から、DVDオーディオというハイレゾ音源に匹敵する情報量を持つ音楽ディスクが存在しました。
JVC(当時は日本ビクター)のウッドコーンオーディオシステムは24ビット96/192kHzのスペックを持つDVDオーディオプレーヤーを搭載していたためその頃からDVDオーディオとCDの差が明確に表現できる繊細な再生クオリティを求め、グループ会社であるビクタースタジオの協力を得てなんども共同チューニングを繰り返し、改善を重ねてきたのです。
つまり、ウッドコーンには既にハイレゾ音源再生に対応できるノウハウが備わっていました。
ビクタースタジオでのチューニング
そして現在。ハイレゾ音源の登場によって、ウッドコーンの本領が発揮される時代になりました。
ハイレゾの情報量はどこまで再生できるのか、ビクタースタジオのモニター環境・設備を使って、改めて録音エンジニアと共に検証を実施。
録音現場のプロの意見を取り入れながら、その長年にわたるノウハウを礎に、小さな家庭用スピーカーで大きなスタジオスピーカーに迫る再生クオリティを目指して、ウッドコーンハイレゾ対応モデルは開発されました。