美しい木の響きを
さらに引き立たせる高音質化技術

音の広がりを飛躍的に高める
異方性振動板
振動板が奏でる響きをより豊かに広げるため、振動板背面(または前面)にチェリー材のシートを十字型に装着して音の伝搬速度を上下左右方向に高めました。 木目によって速度が変わるため、上下と左右のシートの幅を変えるなど細かい調整も施されています。
またウッドキャップの内側に木片吸音材を採用し、音場の広がりや解像度の向上を実現しました。

伸びやかで広い音場空間を可能にしたスピーカーユニット
エッジ素材配合比率を見直し、伸びやかで広い音場空間の再現を可能にしました。
また、スピーカーユニット磁気回路部背面にはウッドブロックを装着。機種ごとに最適な形状やサイズを検証し、装着位置もミリ単位で細かく調整することで不要振動を制御/解像度を向上させると同時に、低重心でエネルギー感ある低音再生を実現しました。

重厚な低音と高解像度なサウンドを実現するメイプル吸音材
スピーカーキャビネット内にはメイプルの木製チップを吸音材として設置。細かい孔が多くあるため吸音効果が極めて高く、重厚な低音と解像度を向上すると共に楽器の分離を大幅に改善しました。

アンプ周りにも徹底した振動対策
ボトムシャーシ、リアパネル、内部シャーシなどに銅ワッシャ・真鍮ニッケルメッキワッシャ・アルミワッシャ等それぞれ異なる金属のワッシャを厳選して最適位置に設置。それにより振動の影響を低減し、ピアニシモの表現力・楽器の分離等の向上と、前後の広い音場空間を実現しました。
対象機種▼▲

不要振動を徹底的に抑える「アークベース」と3点支持インシュレーター
不要振動を抑えるため、センター部底面に厚さ9㎜の「アークベース」を装着。
また底面には3点支持インシュレーターを装備してガタツキを抑制し、繊細な音の表現力を向上させました。インシュレーターの素材は真鍮無垢削り出しやモールドと真鍮のハイブリッドなど、機種によって最適なものを選定して採用しています。

音の解像度と立ち上がりを大きく
高めるダイレクトドライブ方式
ネットワークを使わないバイアンプ・バイワイヤリングによるダイレクトドライブ方式を採用。ウーハーとツイーターを独立したアンプで駆動し、音の解像度や立ち上がりを大きく高めました。