自動車を運転していると、ときどき後方車両が異常に接近してくることがあります。おそらくどこかへ急いで向かおうとしているのでしょう。その急いでいる気持ちは理解できますが、こちらが相手の“焦り”に合わせる必要は全くありません。焦りは事故の元ですから。

そうしたあおり運転に遭遇した場合、複数車線であれば、自分がほかの車線に変更しましょう。単車線であれば、焦らずに安全な場所へ停車するのが一番です。

「自分が車線を譲る必要はないはず！」と思いがちなのも、気持ちは分かります。ただし、中には道理が通じず、腹を立てる人もいるのが現実です。まずは車線を相手に譲るということをお勧めします。

ただ、あおられている時は焦ってしまって、そんな冷静な判断ができない、という人も多いでしょう。そうした人が付けるべきなのが、今回紹介する前後カメラを備えたドライブレコーダー「GC-TR100」です。

• あおる相手の様子を確実に記録してくれるから安心です。
• 同梱のmicroSDカードが高耐久で長持ち！
• 前も後ろも高画質だから、運転に集中できる

ドライブレコーダーは、もしもの事故時に、可能な限り客観的に状況説明するのに役立ちます。フロントに加えて、リア用カメラがあれば、“あおり運転”に遭遇した時にも、同様に記録し続けてくれます。

既に前後カメラを備えたドライブレコーダーが発売されています。でも、せっかくなら、高画質な映像であおり運転対策として万全なモデルを選びたいもの。いざというときに、リア用カメラの映像が粗くて、確認したいことが確認できなかったら残念すぎますからね。

ドライブレコーダーに求められるのも、一般的なカメラやビデオカメラと同様です。自車の前方も後方も、いかに高画質な映像で記録し続けてくれるかにあります。

そこで、お勧めしたいのが、JVCのドライブレコーダー「GC-TR100」です。なぜお勧めするかといえば、前方はもちろん、後方のカメラ画質にも手を抜いていないからです。

「GC-TR100」はリア用カメラを付属。フロント用もリア用もフルHD解像度で、F値1.8のレンズを搭載。さらに、いずれも広視野角なのが特徴だ

「GC-TR100」のフロント用カメラのディスプレイで、リア用カメラがとらえた映像を確認できる。映し出す映像は、フロントのみ／リアのみ／フロント＋リア映像などに切り替え可能だ

※リアカメラの取付ブラケットの両面テープには、隙間（スリット）が付いています。熱線の隙間（スリット）にブラケットが納まらない車種の場合は、この隙間（スリット）で熱線をまたぐように取付が可能です。（※1、※2）

手を抜いていない、という証拠はスペックに現れています。スペックの中でも、カメラ画質を決める3つの要素が「撮像センサー／レンズ／映像処理」の3つです。「GC-TR100」は、そのいずれもがドライブレコーダーのために最適化されているんです。

細かく見ていきましょう。

まずセンサーについては、前後カメラともフルHD解像度の撮像センサーを採用し、特に前方カメラには監視カメラ用として高い信頼を得ている撮像センサー「STARVIS」を採用しています。

レンズは、F値「1.8」と非常に明るいです。これが前方カメラだけでなく、後方カメラにもF1.8のレンズを使っているから驚きです。当然、レンズが明るければ明るいほど、夜間やトンネル内などの映像＝つまり事故が起こりやすい環境下でも、明るく鮮明な映像が撮れるんです。加えて、WDR（Wide Dynamic Range）機能を備えているので、例えばトンネルに入る瞬間や逆に出る瞬間など、明暗差の激しいシーンもはっきりと映せます。

さらに、フロントは対角167度、リアも対角151度と前後カメラともに広視野角だという点も重要です。視野角が広ければ、それだけ死角が少ないということ。前方と後方のどちらから接近・衝突してきた自動車でも、その状況を含めてしっかりと撮影してくれます。

映像処理についても、JVCがビデオカメラで培ってきた技術をいかんなく組み込んでいます。単に鮮明なだけでなく、ドライブレコーダーならではの鮮明さ、綺麗さが追求されているんです。例えばそれは、ナンバープレートが識別しやすいなどに現れています。

GPSも内蔵されているので、もしあおり運転の被害にあった場合には、正確な時刻と場所が映像とともに記録される点も見逃せません。正確な時刻と場所が記録されることで、より客観性のある記録を残せるのです。

「GC-TR100」は、前後フルHDの高解像映像が撮れたりGPSを搭載するほか、駐車中に衝撃などの異変があった場合には、検知後30秒間を記録する、駐車時の監視機能も備えています（別売の車載電源ケーブルが必要）。こうしたドライブレコーダーに求められている基本仕様が、フルスペックで搭載されているだけではありません。

ドライブレコーダーの映像を確実に記録し続けるための、高耐久microSDカードが同梱されるなど、「確実に記録し続ける」ための細かい気配りがなされています。

当コラムでは以前、ドライブレコーダー用として使うmicroSDカードは、ほかの用途（例えばデジカメなど）に求められるのとは、桁違いの耐久性が求められる、ということを説明したことがありました。

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安価なmicroSDカードを、つい買ってしまいそうになりがち。でもドライブレコーダー用途には絶対に必要なのが、高耐久タイプのmicroSDカードです。そんな高品質なmicroSDカードが、「GC-TR100」には惜しげもなく付属されているんです。

「GC-TR100」は、高画質で撮るための3つの要素、センサー／レンズ／映像処理、そのいずれもがドライブレコーダーとして最適化されています。

常に見ている前方だけでなく、ドライバーの背後もしっかりと監視してくれるんです。そしてあおり運転や事故に遭った時には、その状況はもちろん、相手の自動車の詳細も確実にとらえてくれます。そうした安心感から、より運転に集中できるため、「GC-TR100」を取り付ければ楽しいドライブにつながるはず。選ぶべきドライブレコーダーと言えるのです。