運動会編
近年、スマホや一眼レフをはじめとした動画を撮影できる機器が多様化するとともに、動画はより身近になってきました。ビデオカメラが世の中に普及しておよそ40年。撮られることはあっても、撮影することを学んだ人は多くないはず。
一方で、撮影自体が気軽になった故に、とにかくたくさん撮るものの、撮りっぱなしで見返すことは少ないという声も。その理由を『編集のハードル』としていませんか?
実は、ちょっとしたポイントで、簡単に『見るときに楽しい動画』が撮影できることをご存知でしょうか?動画は『見て楽しむために』撮影するもの。そう、あなたはドラマの監督で脚本家!加えて、『そのイベントをより楽しむ』ための、ちょっとしたコツをご紹介します。
いよいよ運動会。
しかし、何の事前情報もなく撮影に臨んでも「あれ、ウチの子はどこ?」なんてことに。
「わが子だもの見分けられるよ!」と思いがちですが、背格好もそっくり、服装もみな同じ運動着となると、見つけるのがひと苦労。ややもすると競技が始まって「撮りそこねた!」なんてことになります。
そのためにも、プログラムを見ながら、事前にお子様から出場種目とその詳細について聞いておくことが重要です。出場種目はどれか?立ち位置はどこか?など、知っておくだけで良いポジションで録ることができます。
また、エブリオRなら、事前に「個人認識&顔追尾・色追尾」しておくことで自動的にお子様の顔を検知、名前表示してフォーカスをあわせてくれます。
「情報収集」と「カメラ機能の活用」のあわせ技で、ゆとりを持った撮影に臨むことができます。
お子様の成長を実感できる運動会。年に1度のわが子の晴れ姿を失敗しないで撮影したいものです。クラスメイトとシンクロする手足の動きが、ここまでの成長を物語ります。
撮影位置と撮影テクニック①最初にロングショット
入場門から入ってくるクラス全体を撮るロングショットは最初に撮影し、運動会の雰囲気を撮影します。
②トラックの行進はウエストショット
トラックを行進するお子様は腰から頭までを画面に収めるウエストショットで撮影します。 これで、表情や手の動きがわかります。
③行進の終わりはフレームアウト
行進が終了するときは、無理に追わずにお子様がフレームから自然に出て行くように撮影するといいでしょう。
運動会のムードを高めるシーンやアイテムがあります。
後から見た時に、一日の流れが伝わるように残すと、時間の流れや臨場感が伝わってきます。
・校門に掲げられた運動会の看板
・校庭の全景(校舎も含む)
・万国旗
・得点掲示板
・お昼休憩の様子(お弁当など)
・応援合戦の様子
スタート直前の撮影の面白みは、順番を待つ間と、ピストル(笛)が鳴るまでのドキドキ感が撮れること。さらにスタートの瞬間から走り抜けるまで表情がバッチリ撮影できます。
「ヨーイ」まではバストショットでまだ走り出さないときは胸から頭までを画面に収めるバストショットで撮ります。これで、スタートを待つドキドキ感を撮ることができます。
走る番になったら、つま先から頭までを画面に収めるフルショットにズームを動かしてから撮影を開始。「撮影中はズームを動かさない」が基本ですが、 遠いところにいるときと近づいてきたときでは写る大きさが変わりますので、常にフルショットで撮れるようにズームを動かします。わが子の走りを追いながら 撮影するフォローショットで、かつズームの変更は難しい撮影です。画面からわが子がはみ出さないように注意しましょう。
トラックの徒競走はコーナーで撮るコーナーで撮影すると、コーナーに侵入してくる姿と目の前を走りぬけるスピード感を撮影することができ、迫力満点です。
早い動きを撮影するときはプログレッシブモードがおススメ徒競走など、動きの早い競技では「プログレッシブモード」がおススメです。 1秒間に60コマ撮影するので、再生したときに動きがなめらかになります。また、「動画から静止画切り出し」をするときも決定的瞬間を逃さないというメリットがあります。
踊り(ダンス)によって動きがきまります。校庭をどの方向に動いていくのかなどを、あらかじめお子様から聞き出しておいて、それに合わせて撮影しやすい場所を決めます。 他の団体演技の組体操なども考え方は同じです。
全身が写るフルショットで撮るつま先から頭までを画面に収めるフルショットの撮影が基本です。ただし、変化を付けたい場合は、そのままズームで寄っていき、腰から頭までを画面に収めるウエストショットで撮影します。画面からわが子がはみ出さないように注意しましょう。 「撮影中はズームを動かさない」が基本ですが、音楽を途切れさせないために、この場合はズームを動かします。
①トリミングなどの編集は「本体内編集機能」を使えば、本体だけでできるんです。ハイライトシーンだけトリミングしましょう。元データは本体に残るので、気軽にトライ!
②スマホアプリ「Everio sync.4」でWi-Fi転送。スマホで扱いやすいMP4形式に自動変換して転送することができます。
③SNSにアップします。
Everio Rは、流水で洗うことができます。目に見えない埃をしっかり洗い流して、次の撮影に備えましょう!
- 公共の場では、撮影禁止の場所やシーンがある場合があります。ルールを守った撮影を心がけましょう。
- 掲載内容は、すべての機器やあらゆる状況での動作を保証するものではありません。
- 詳しくは、各製品ページ、または取扱説明書/Webユーザーガイドでご確認ください。