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DLA-HD100

2007年9月26日 報道発表

業界最高※1!ネイティブコントラスト“30,000:1”の実現により、黒の表現力をさらに向上
D-ILA ホームシアタープロジェクター「DLA-HD100」
~好評の「DLA-HD1」上位モデルとして、さらなる高画質を追究~


D-ILA ホームシアタープロジェクター「DLA-HD100」



 日本ビクター(株)は、新開発0.7インチフルハイビジョン(水平1920×垂直1080画素)D-ILA デバイスと光学エンジンの組み合わせで、アイリス(絞り)機構なしのネイティブコントラストとして業界最高※1の30000:1 を実現し、“さらなる黒表現”を可能にしたD-ILAフルハイビジョンホームシアタープロジェクター「DLA-HD100」を発売します。

品名 型名 希望小売価格
(税込)
発売時期
D-ILA ホームシアタープロジェクター DLA-HD100 840,000円 11月中旬
※ 1…ホームシアタープロジェクターとして、ネイティブコントラスト30000:1を実現。2007年9月26日現在、当社調べ。


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主な特長

1.業界最高※1、アイリス(絞り)機構なしの「ネイティブコントラスト30000:1」によるリアルな黒を再現

新開発の「0.7インチフルハイビジョンD-ILAデバイス(デバイスコントラスト= 40000:1)」を搭載し、Wire Grid光学エンジンとの組み合わせで、業界最高※1のネイティブコントラスト30000:1を実現しました。 「DLA-HD1」(2007年1月発売)で開発した光学エンジンを細部にわたり見直すことでコントラストを飛躍的に向上(従来比2倍)させ、暗部の豊かな表現力や奥行き感ある映像表現が、さらに進化しました。


DLA-HD100
  1. 新開発「0.7インチフルハイビジョンD-ILAデバイス」搭載
    「DLA-HD1」で開発したD-ILAデバイスの平坦化技術を向上させることにより、液晶からの反射光の散乱や回折などの異常光を大幅に低減させ、40000:1のデバイスコントラストを実現しました。
  2. Wire Grid採用による「光学エンジン」搭載
    偏光精度を飛躍的に向上させて投写レンズへの光の漏れを抑え、リアルな黒に近づけました。

2.新設計「色フィルター」の採用により、鮮やかな色を再現

純度の高い、赤、青、緑を抽出するために新設計の色フィルターを採用しました。色純度を低下させる余分な波長帯域を抑え、「赤」の再現領域を拡張。SMPTE HDTV規格の約170%にも及ぶ豊富な色表現力は、バラや夕日など、“植物や自然のもつ微妙な赤の違い”を再現するとともに、“より多くの色を本物に近い色”で表現します。

色フィルター


3.微妙な階調表現を可能にする「カスタムガンマ調整」

リアルな映像再現に求められる微妙な階調表現も、ガンマカーブグラフを見ながらレベルを調整することで、暗部を持ち上げたり、白飛びを抑えたりと、好みに合わせた調整することができます。

カスタムガンマ調整


4.「高性能2倍電動ズーム&フォーカスレンズ」を搭載

投写レンズには、100インチの大画面が約3.1m~約6.2mの間で投写可能な「2倍電動ズーム&フォーカスレンズ」を搭載。大口径13群16枚のオールガラスレンズを採用し、色収差を大幅に低減させ、画面周辺部にいたるまでフォーカスの合った高解像度映像を実現しています。また、高性能モーターの採用により、微妙な倍率やフォーカス調整が簡単に行なえます。


5.最新規格Ver1.3 対応の「HDMI 端子」を2 系統装備

映像伝送規格HDMI ver1.3 (Deep Color)に対応。さらに、この端子はPC信号入力にも対応し、接続可能な機器や使用用途を広げました。また、HDMIの端子間隔を広げることで、横幅の太いHDMIケーブルを2本同時に接続することが可能です。


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企画意図

 2007年1月、当社が発売したD-ILAホームシアタープロジェクター「DLA-HD1」は、ネイティブコントラスト15000:1によるリアルな黒の表現と高画質映像が市場より高く評価されています。
 一方、Blu-rayディスクをはじめとする次世代パッケージメディアの充実やデジタル放送の普及に伴い、家庭で、“より大画面・より高画質で映画などを楽しむ”ニーズが高まっています。
 このような中、当社は映画コンテンツなどの持つ「臨場感」や「色」を忠実に再現するD-ILAフルハイビジョンプロジェクターとして、本機「DLA-HD100」を企画・開発しました。
 本機は、「新開発0.7インチフルハイビジョンD-ILAデバイス」と「Wire Grid 光学エンジン」との組み合わせにより、絞り機構などを一切搭載せずに業界最高※1の“ネイティブコントラスト30000:1”を実現。色再現領域や微妙な階調表現など、細部にわたり画質を追求したプレミアムモデルであり、既発売の「DLA-HD1」の上位機種として発売します。


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その他の特長

  • 上下80%、左右34%のレンズシフト機能※2を搭載。
  • クーリングには置き場所を選ばない前面吸排気を採用。背面は端子類のみのシンプル設計で、天吊りできない環境でも壁に近づけて置くなど設置の自由度が向上。さらに、天吊り、床置きどちらの状態でも、設置状態のまま本体側面から容易にランプ交換できます。
  • 画像処理回路にジェナム社製プロセッサーを採用し、4つのVXP™テクノロジー※3により、高画質画像を忠実に再現
  • 冷却構造の効率化によりファン騒音を抑え、24dBの低騒音化を実現。静かな室内においても、映像に集中してご堪能いただけます。
  • シネスコスクリーンにも対応したV-ストレッチモードを搭載。市販のアナモフィックレンズと組み合わせることにより、上下に黒帯の出ない映像を楽しむ事ができます。

※2

上下80%、左右34%のレンズシフト機能


VXP

※3 <VXP™ テクノロジー>

  • FineEdge™
    斜め線で発生しやすいジャギーを低減し、なめらかな輪郭を作り出す輪郭補正技術。
  • TruMotionHD™
    ハイビジョン信号(1080i)に対応した、プログレッシブ変換技術。高画質な1080p で出力します。
  • FidelityEngine™
    細部の強調とノイズリダクションを両立させた技術です。解像度が低く甘い映像に対しては、細部を強調して、くっきりとした表現を実現します。
  • RealityExpansion™
    精度の高い10 ビットデータを維持するための信号処理技術。
    Y:Cb:Cr = 4:2:2 の映像信号も4:4:4 までアップサンプリングを行い、放送用マスターに匹敵する理想的な信号処理を行っています。

※ VXP™、VISUAL EXCELLENCE PROGESSING™ およびVXPロゴはジェナム・コーポレーションの商標、または登録商標です。


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主な仕様

表示デバイス
フルハイビジョン対応D-ILA デバイス
パネルサイズ
0.7 インチ × 3 (16:9)
解像度
1920 × 1080
レンズ
2 倍電動ズーム・フォーカスレンズ
f= 21.3 ~ 42.6 mm  F= 3.2 ~ 4.3
レンズシフト
上下80 %、左右34 %
投影サイズ
60 インチ~ 200 インチ
光源ランプ
200 W 超高圧水銀ランプ
輝度
600 lm
コントラスト
30000:1
ビデオ入力端子
HDMI 2 系統
コンポーネント端子(3RCA) 1 系統
S 端子(ミニDIN4 ピン) 1 系統
コンポジット端子(1RCA) 1 系統
コントロール端子
RS-232C(D-Sub9 ピン)
対応入力信号
ビデオ信号
480i/p,576i/p,720p60/50,1080i60/50,1080p60/50/24
NTSC/NTSC4.43/PAL/PAL-M/PAL-N/SECAM
PC 信号
VGA/SVGA/XGA/SXGA
騒音レベル
24 dB(ノーマルモード時)
消費電力
280 W (スタンバイ時2.7W)
本体寸法
(W) 455 mm×(H) 172.5 mm×(D) 418.5 mm
本体質量
11.6 kg

※ PC信号はデジタル信号のみ入力可能です。アナログPC信号には対応していません。


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投写距離表

画面サイズ< 16:9 >
投写距離
インチ
W (mm)
H (mm)
Wide (m)
Tele (m)
60
1,328
747
1.78
3.63
70
1,549
872
2.09
4.24
80
1,771
996
2.40
4.86
90
1,992
1,121
2.71
5.47
100
2,214
1,245
3.01
6.08
110
2,435
1,370
3.32
6.70
120
2,656
1,494
3.63
7.31
130
2,878
1,619
3.93
7.93
140
3,099
1,743
4.24
8.54
150
3,320
1,868
4.55
9.16
160
3,542
1,992
4.86
9.77
170
3,763
2,117
5.16
10.38
180
3,984
2,241
5.47
11.00
190
4,206
2,366
5.78
11.61
200
4,427
2,490
6.08
12.23

※投写距離表は設計値であり、±5%の誤差が生じることがあります。


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関連情報

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お問い合わせ


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[2007年09月26日]