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2倍速録画用ブルーレイディスク(追記型)「BV-R130L5」を発売

2008年3月11日 報道発表

有機色素を記録材料とするブルーレイディスク“BD-R LTH TYPE”
2倍速録画用ブルーレイディスク(追記型)
「BV-R130L5」を発売

~ブルーレイディスクの商品ラインアップを拡充~



Blu-ray Disc

「BV-R130L5」



 日本ビクター(株)は、有機色素を記録材料とする追記型(1回記録型)の録画用ブルーレイディスク、“BD-R LTH TYPE(エルティーエイチタイプ)”を発売します。“BD-R LTH TYPE”に対応する記録または再生機器※1で使用でき、地上/BSデジタル放送などのハイビジョン番組の録画におすすめです。


品名
型名
内容
記録速度
録画時間
記憶容量
希望小売価格
(税込)
発売時期
録画用ブルーレイ
ディスク(追記型)
BD-R LTH TYPE
BV-R130L5
5枚パック
1~2倍速
約180分※2
または
約130分※3
25GB
オープン
価格
3月下旬

※ 1:BD-R規格バージョン1.2に対応するブルーレイディスクレコーダーで録画・再生可能。対応機器によっては使用前にファームウェアのバージョンアップが必要なことがあります。詳細は各機器メーカーにお問い合わせください。
※ 2:地上デジタル放送のハイビジョン番組を転送レート17Mbpsで録画の場合。
※ 3:BSデジタル放送のハイビジョン番組を転送レート24Mbpsで録画の場合。


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主な特長

1.新開発の有機色素記録層を採用した“BD-R LTH TYPE(エルティーエイチタイプ)”

本製品は「Blu-ray Disc Recordable Format Version 1.2」に準拠する、録画用“BD-R LTH TYPE”で、新開発の有機色素記録層と高精度スタンパの採用により、デジタル放送のハイビジョン番組録画に必要な大容量データを安定して記録・再生できます。また、地上/BS/110度CSデジタル放送における「1回だけ録画可能」番組も録画できる、高度な著作権保護技術にも対応しており、ハイビジョン番組や5.1チャンネル・サラウンド音声など高精細映像、高音質音声の記録・再生におすすめです。


2.大切な記録面を保護するハードコート技術「U-HD」を採用

ブルーレイディスクではトラックピッチ0.32μmという狭小な記録エリアに、さらに微小な最短マーク長0.149 μ m のデータの書き込み・読み取りを行うため、記録面に起こり得る傷や汚れなどの影響を低減させる対策が必要です。当社は記録面を保護する厚さ0.1mmのカバー層の表面に高精度な「U-HD ハードコート」を採用。このハードコートは「キズ、汚れ」に強く、「ホコリ」がつきにくい特長のため、実際のディスク使用時や保管時も安心です。


3.1~2倍速記録に対応し、快適な作業性

「Blu-ray Disc Recordable Format Version 1.2」に対応するブルーレイディスクレコーダーでハードディスクを内蔵する場合、そのハードディスクに録画した地上/BSデジタル放送などの番組を本製品に2倍速記録でムーブできるなど、快適な作業性を実現します。


4.日本国内での一貫生産による“高品質・高信頼性”ディスク


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企画意図

 国内市場では、2011年の地上/BSアナログ放送の終了に向けて、デジタル放送のハイビジョン番組を高精細映像のまま保存できる録画機器として、特に昨年末からブルーレイディスクレコーダーが急速に普及しています。
 そのような中、当社は「地上/BS デジタル放送の高精細映像をそのまま残したい」というユーザーのニーズに応えるため、録画用ブルーレイディスクの新商品6モデルを本年2月に発売しましたが、今回さらに幅広いユーザーニーズに応えるため録画用ブルーレイディスク(追記型)“BD-R LTH TYPE(エルティーエイチタイプ)”ディスクを追加します。
 この商品は新開発の有機色素系の記録層により、高密度記録において安定した記録品質を持ち、また、将来的には生産性の向上も見込めるため、ブルーレイディスクの普及をさらに発展させると考えています。
 当社は今後もブルーレイディスク記録メディアの商品ラインアップを充実させていきます。


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用語解説

“BD-R LTH TYPE”について

 従来のブルーレイディスクでは、書き換え型のBD-REと追記型のBD-Rがともに記録層に無機記録材を使用しており、データ記録の際、光反射率が高い(High)未記録状態から低い(Low)記録状態に変化します。この状態の変化は“High To Low”の頭文字から“HTL”と表記されます。
 一方、2007年3月に策定された追記型ブルーレイディスクの規格“Blu-ray Disc Recordable Format Version 1.2”では、前述の“HTL”とは反対に、データ記録の前後で光反射率が低い(Low)未記録状態から高い(High)記録状態に変化するような有機色素系の記録層が採用されました。この状態の変化は“Low To High”の頭文字から“LTH”と表記され、この方式に基づく追記型ブルーレイディスクは“BD-R LTH TYPE”と表記されます。
 このように“BD-R LTH TYPE”では、データ記録時における記録部分(マーク)の光反射率の変化が従来の“HTL”から“LTH”となっているので、“BD-R LTH TYPE”対応メディアは“BD-R LTH TYPE”対応機器でのみ使用可能となります。
 各ブルーレイディスク記録再生機器では、製品仕様で“BD-R LTH TYPE”への対応が明示されているものが対応機器となりますが、対応製品(機器、メディアとも)が比較的最近になって発売されたこともあり、仕様上は対応機器であっても“BD-R LTH TYPE”ディスクの使用前に最新のファームウェアへのバージョンアップが必要となることがあります。(“BD-R LTH TYPE”への対応の可否は各機器メーカーにご確認ください。)


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特性表

型名
「BV-R130L5」
品名 録画用ブルーレイディスク(追記型)BD-R LTH TYPE
物理フォーマット Blu-ray Disc Recordable Format Version 1.2
内容 5 枚パック
形式 1 回記録(追記記録)
外径 120mm
内径 15mm
厚み 1.2mm
基板材料 ポリカーボネイト
記録材料 有機色素記録材
録画時間 地上デジタル(HD)放送 約180 分 *転送レート17Mbps として
BS デジタル(HD)放送 約130 分 *転送レート24Mbps として
BS デジタル(SD)放送 約260 分 *転送レート12Mbps として
記憶容量 25GB(片面単層記録)
記録速度 1 ~ 2 倍速
原産国 日本

※録画時間はレコーダーの仕様とモード設定により異なります。


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関連情報

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お問い合わせ


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[2008年03月11日]