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液晶プロジェクターの使用中止及び回収のお願い

2008年12月2日 報道発表
シャープ株式会社
パナソニック株式会社
日本ビクター株式会社

シャープ/ パナソニック/ ビクター
液晶プロジェクターの使用中止及び回収のお願い



 シャープ株式会社が、1990年(平成2年)1月から製造・販売いたしました液晶プロジェクター(XV-101T)において、発火事故が昨年1件、今年1件発生いたしました。(2件とも電源プラグをコンセントに差し込んだスタンバイ状態で発火し、周囲一部焼損1 件、天井・壁の一部煤による汚損1 件)
 いずれも人的被害はありませんが、今後の発生を未然に防止するため、当該品番及び、同じ仕様の下記対象品番の4機種の使用中止及び回収をお願いさせていただきます。
 また、シャープ株式会社が製造し、パナソニック株式会社(旧松下電器産業株式会社)、日本ビクター株式会社が販売した液晶プロジェクター2機種(パナソニック:TH-100CV1、日本ビクター:VX-100T1)につきましても、当該製品と同じ仕様のため、使用中止及び回収をお願いさせていただきます。
 このため、3社は、12月3日付の主要新聞紙の朝刊に、リコール社告を掲載し、お客様に周知させていただくとともに、フリーダイヤルを設け、お客様からのお問い合わせに対応させていただきます。
 なお、パナソニック株式会社、日本ビクター株式会社が販売した商品で、事故は発生しておりません。


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1.品 名:

液晶プロジェクター


2.ブランド、対象品番、製造期間、台数:

ブランド
対象品番
製造期間
対象台数
シャープ  
XV-101T
1990/1 ~ 1991/6
7,350
PG-1000T
1990/4 ~ 1991/3
987
PG-X1000
1990/11 ~ 1991/5
500
XV-T1Z
1991/4 ~ 1993/8
7,062
パナソニック
TH-100CV1
1991/7 ~ 1991/8
500
ビクター
VX-100T1
1991/12 ~ 1992/1
200
合   計
16,599

※シャープ株式会社が設計・製造し、完成品で供給したものです。


3.原 因:

 電源基板内の電気部品(一部の電解コンデンサ)の劣化及び設置環境等により、基板面の絶縁が低下した可能性があります。スタンバイ状態で電圧がかかっている部位で、このように絶縁の低下が生じると(24時間電圧がかかり続けるため)更に劣化が進み、絶縁劣化部分で放電・リークが起こり、徐々に炭化し、発煙・発火に至ることがあると推定しております。上記の6品番については、同型の電源基板を使用しており、同じ可能性があります。


4.対応内容:

お客様には、

  1. 電源プラグをコンセントから抜いていただき、ご使用を中止していただく。
  2. ご購入店または以下のお申し出窓口へご連絡をお願いします。

対象製品については、各社の担当者がお客様を訪問し、ご了解を頂いたうえで製品を回収させていただきます。


5.対象製品の確認方法:

左図の位置に表示されている品番をご確認ください。


6.お申し出窓口:

  1. シャープ(対象品番:XV-101T、PG-1000T、PG-X1000、XV-T1Z)
     フリーダイヤル:0120-736-827
     受付時間:午前9時~午後6時
         (日曜日、祝日を含む)
    ホームページ http://www.sharp.co.jp/support/announce/xv101t.html
  2. パナソニック(対象品番:TH-100CV1)
     フリーダイヤル   : 0120-878-560
     受付時間:午前9時~午後6時
          (日曜日、祝日を含む)
    ホームページ http://panasonic.jp/support/info/100cv1.html
  3. 日本ビクター(対象品番:VX-100T1)
     フリーダイヤル:0120-210-839
     受付時間:午前9時~午後6時(月~金曜日)
     午前9時~12時、午後1時~5時(土曜、日曜、祝日)
     (但し、会社休日を除きます)
    ホームページ http://www.victor.co.jp/support/info/vx-100t1/index.html

※電話番号をよくお確かめの上、おかけ間違いのないようご注意ください。



このページの内容は、報道発表日時点の情報です。その後、内容に変更が生じる可能性があります。また、ご覧になった時点で、変更になっている場合がありますので、あらかじめご了承願います。



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[2008年12月02日]