ホーム > 報道資料 > 報道資料 2011年 > EX-AR9
ビクター・JVCは優れた音響特性を持つ“木”そのものを振動板に採用した当社独自の「ウッドコーンスピーカー」を搭載したコンパクトコンポーネントDVDシステム「EX-AR9」をWebショップ限定商品として、8月下旬より発売します。
本機はウッドコーンが奏でる心地よい響きと、インテリア性で高い評価をいただいている「EX-AR7」(2009年発売)をベースとし、各ユニットへ様々な音質改善技術を投入。また、ビクタースタジオのエンジニアと連携した細部にわたる音質チューニングにより完成度を高めたプレミアムモデルです。
品名 | 型名 | 希望小売価格(税込) | 発売日 | Web ショップ 限定商品 |
コンパクトコンポーネント DVD システム |
EX-AR9 | オープン価格* | 8月下旬 |
* Webショップでの販売価格は 129,800円(税込)を予定しています。
スピーカーの振動板として理想に近い素材である“木”から生まれた「ウッドコーン」。本機は9cmウッドコーン・フルレンジユニットを採用し、フルレンジ小口径スピーカーならではの定位感の良さと、自然で豊かな音場を実現します。
各ユニットには従来機「EX-AR7」からの音質改善技術を多数投入。プレミアムモデルにふさわしい細部へのこだわりがウッドコーンのポテンシャルを存分に引き出します。
上下左右方向の伝搬速度を部分的に高めるために、ウッドコーンの縦・横方向に形状の異なる木製薄板シートを装着した異方性振動板を採用。前方向及び上下左右方向の音圧が上昇し、ワイドな音の広がりと解像度の向上を実現します。
木のシートを極限の薄さ80ミクロンに削りだし、ボビンに成型。職人技を要する、非常に困難な技術を投入したボイスコイルで、強度もあり、音の伝達ロスを抑え、解像度を向上させました。
キャビネット底板部に5枚2段構成の竹響板を装着し、扇状の繊維方向に音が広がるように配置。さらに、チェリー響棒を組み込むことにより、キャビネットから放射される音圧レベルが向上し、点音源に近い自然な音の拡散を実現するとともに、重心の低いリアルな低音再生がを可能です。
吸音効率の高いメイプル材の木製チップを吸音材に採用。重厚な低音と解像度をさらに向上させました。
パワーアンプには、高音質デジタルアンプ「DEUS」を搭載。PWM変換を常に監視する高精度なデジタル・フィードバックと、デジタル増幅過程でわずかに発生するノイズや歪み、スピーカーからの逆起電力を排除するアナログ・フィードバックを組み合わせたハイブリッド・フィードバック技術で、デジタルアンプの高音質化を実現します。
デジタル変換(デジタル化、圧縮化)の際に失われた音楽情報を再生成し、音質を改善する当社独自の「K2テクノロジー」を音響系の進化に合わせて最適化。生成アルゴリズムを見直し、さらなる高音質再現が可能です。
オーディオ機器と音楽ソフトの制作をともに手がける当社ならではの試みとして、従来製品から続けてきた「ビクタースタジオ」のエンジニアとの連携による音質チューニングを、本機でも実施。アーティストの想いをより忠実に伝えるために、「オリジナルマスター」を基準に、さらに音を磨き上げました。
ウッドコーンによる究極のフルレンジサウンドを追求し、各ユニットにはさまざまな音質改善技術を新たに投入。プレミアムモデルにふさわしい細部へのこだわりが、ウッドコーンのポテンシャルを存分に引き出します。
1.ポールピース上部へ木片(メイプル材)吸音材を装着
音の純度と広がりを向上させるため、センターキャップの内側・ポールピース上部にメイプル吸音材を装着。繊維方向を縦方向に合わせることで、センターキャップ内の共振音を吸収すると同時に、上下方向への音の広がりを両立させました。
2.不均一コルゲーションダンパーの採用
振動板の振幅方向追随性を向上させるために、内側から外側に向かって山谷(凹凸)の高さを大きくした「不均一コルゲーションダンパー」を採用。低音域でのリニアリティを改善し、歪みの少ない低音再生を実現します。
3.センターキャップの形状変更
センターキャップ形状をR23からR15に変更。凸量を増やすことにより、聴感上、広がりある抜けの良い高域再生を実現しました。
4.エッジ材料の改良
ブチルゴムエッジ素材を見直し、素材配合比率を変更。より伸びやかで広い音場空間の再現を可能にします。
1.スプルース縦目響棒の採用
バッフル上部に縦目のスプルース響棒を追加設置することで、スピーカーの上側に音場を拡張。スピーカーサイズを大きく超える音場空間を実現します。
2.ユニット装着の板素材の変更
スピーカーユニット磁気回路部の装着木材をチェリー材からメイプル材に変更するとともに、形状や取付位置を最適化。不要振動低減効果による解像度向上と低重心な低音再生を実現します。
1.徹底した振動対策(異種金属組合せによる共振の分散)
①アルミワッシャ②銅ワッシャ③真鍮ニッケルメッキワッシャをそれぞれ、最適位置に採用して振動の影響を低減することにより、ピアニシモの表現力・楽器の分離向上に効果を発揮。同時に前後方向への広い音場表現を可能にします。
2.天板の取り付け部を銅メッキネジと銅ワッシャに変更し、さらに振動の影響を低減。高域の抜けや明るさ、低域の量感が向上します。
3.解像度向上のため回路部品の変更
①K2回路の定数・音質コンデンサの変更②シャーシGNDの変更。
当社は、優れた音響特性を持つ“木”そのものを世界で初めて振動板に採用した独自の「ウッドコーンスピーカー」を搭載したコンパクトコンポーネントDVDシステム「EX-A1」を2003年に発売して以来、さらなる「原音探究」の実現に様々な方向から取組み、「ウッドコーンスピーカー」の2WAY化、単品スピーカーシステムの発売など、同スピーカーを搭載した商品のラインアップを拡充しています。
本機は、あたかも演奏している場所のベストポジションで聴いているかのような“音楽空間の演出”、“解像度の向上”、“音場空間の拡大”、“低重心の低音再生”、“中音域の厚み”、“高域の抜け”などをはじめとする高音質再生に重要な各要素の改善にこだわりの技術を投入。従来までの高音質モデル「EX-AR7」を超えるプレミアムモデルとして位置付けます。
昨今、“オーディオ離れが進んでいる”、といわれておりますが、そのような流れに一石を投じたい、「音楽を聴く」、という行為ですばらしい感動を得ることができる、そんなオーディオシステムとしたい、という思いから企画開発いたしました。“本物”を求める、こだわりを持つお客様はもちろん、オーディオになじみの少ないお客様にこそ、ぜひお楽しみいただきたい商品です。
レシーバー部 | アンプ部 | 実用最大出力 | 40W+40W(JEITA) |
音声入力端子 | アナログ×2、光×1 |
||
音声出力端子 | アナログ×2、光×1、ヘッドホン出力×1(ステレオミニ)、 サブウーハー出力×1 |
||
USB端子 | USB×1 | ||
映像出力端子 | D2×1、S1/S2×1、コンポジット×1 | ||
AVコンピュリンク | AVコンピュリンク×1 | ||
チューナー部 | 受信周波数 | AM 531kHz~1629kHz
FM 76.0MHz~90.0MHz |
|
CD部 | 再生可能ディスク | DVDオーディオ、DVDビデオ、 スーパービデオCD、ビデオCD、音楽CD、 DVD-R/RW※1、(ビデオモード/VRモード[CPRM対応]、 WAV[リニアPCM]、MP3、WMA、 JPEG、MPEG2、MPEG1)、 +R/+RW※1(ビデオモード)、 CD-R/RW(CD-DA、スーパービデオCD、ビデオCD、 WAV[リニアPCM]、MP3、WMA、 JPEG、MPEG2、MPEG1) |
|
USB部 | USBマスストレージクラス対応※2 対応フォーマット; <録音>(CD→USBのみ) MP3(128kbps) <再生> MP3、WMA、WAV(リニアPCM)、JPEG |
||
消費電力 | 45W(電源ON時)、0.7W(スタンバイ時/本体表示消灯時) | ||
最大外形寸法 | 幅246mmm×高さ114mm×奥行き283mm | ||
質量 | 4.4kg |
||
スピーカー部 | 方式 | バスレフ方式 |
|
スピーカーユニット | 9cmフルレンジウッドコーン(防磁形/JEITA) |
||
最大外形寸法 | 幅120mm×高さ161mmm×奥行き264mm |
||
質量 | 2.0kg(1本) | ||
付属品 | マルチブランドリモコン、 単3乾電池×2(リモコン動作確認用)、 FM簡易型アンテナ、AMループアンテナ、 ビデオコード、スピーカーコード(3m)×2 |
※1:2層メディア対応
※2:接続するUSB機器は、USBマスストレージクラスに対応したものに限ります。また、一部のUSB機器で動作しないものがあります。(当社モデル例:XA-M40/M20/M10)
●振動板、キャビネット、天板には、天然材を使用しているため、1台1台外観が異なります。
日本ビクター株式会社が運営するビクター商品のオフィシャルWeb販売サイトです。
ご注文は、Web http://direct.jvckenwood.com/で受け付けます。
お支払い方法は、クレジットカード、代金引換のどちらかになります。
お問い合わせは、フリーダイヤルおよびFaxで受け付けます。
http://direct.jvckenwood.com/
TEL : 0120-002-281 月~金 9:00-18:00、土・日・祝祭日 9:00-12:00、13:00-17:00、弊社休日を除く
FAX : 0120-882-231
商品に関するお問い合わせ先
JVCケンウッドカスタマーサポートセンター フリーダイヤル 0120-2727-87
携帯電話・PHS・一部のIP電話など フリーダイヤルがご利用になれない場合は 045-450-8950
このページの内容は、報道発表日時点の情報です。その後、内容に変更が生じる可能性があります。また、ご覧になった時点で、変更になっている場合がありますので、あらかじめご了承願います。