「GY-HM650/HM600」アップデート

　株式会社JVCケンウッドは、JVCブランドより、2012年12月に発売した業務用HDメモリーカードカメラレコーダー「GY-HM650/600」の最新ファームウェア “Version2.0”を5月中旬より公開します。
　今回のアップデートでは、同時記録の拡充などカメラレコーダーとしての性能のさらなる向上に加え、「GY-HM650」では、新たにライブストリーミング機能を追加。取材現場からのコンテンツ配信の利便性を向上させ、ニュースの即時性を高めます。

本体背面のUSB端子に市販のネットワークアダプター^※1を接続することで、2基搭載した独自の画像処理エンジン「FALCONBRID(ファルコンブリッド)」により、ストリーミングが可能となります。また、最大5Mbps(HD)から0.8Mbps(SD)までネットワーク環境に応じた解像度、ビットレートが選択できます。

本機はカメラ本体のFTPクライアント機能により、ネットワークに対応していますが、新たにファイル転送中でも映像記録が可能となりました。さらに、ファイル転送時にFTPS/FTPES/SFTPの利用が可能となり、セキュリティ機能も強化しています。

PCのほか、タブレット端末やスマートフォンからのリモートビューイング、REC/PAUSE、ズームの操作に加えて、新たに「カメラ設定メニュー」のアイリス、フォーカス、ゲイン、シャッタースピード、ホワイトバランスなどの調整ができるようになります。

Web転送用として、MOV/H.264フォーマットの1.2Mbpsに加え、新たに「3Mbps、960×540/30p、25p、24p」モードを追加しました。

AVCHDフォーマットに「LPモード」(9Mbps、1440×1080/60i)と「EPモード」(5Mbps、1440×1080/60i)を追加。低ビットレートを追加することにより転送の効率化と長時間記録に対応します。

「バックアップ記録モード」^※2が新たにAVCHDフォーマットでも利用可能になりました。

本機だけで、記録したクリップ(映像・音声データ)のトリミングが可能となります。トリミングしても元のデータは本機内のメモリーカードに残されるため、トリミングのやり直しが可能です。

レンズ操作でのズームアップをせずとも、LCDモニターとLCOSビューファインダー上で映像を拡大でき、より正確なフォーカス調整が可能となります。

フロントRECボタンに、「REC/ホワイトバランス/なし」いずれかの機能割付けができ、ユーザーの使い勝手によって設定が可能です。

• リリース開始日：　
  2013年5月中旬
• 対象商品：　
  「GY-HM650」「GY-HM600」
• 内容：　
  「GY-HM650」 及び 「GY-HM600」の各ファームウェア “Version2.0”
• アップデート方法：
  下記の当社ホームページのサポートページよりダウンロードしたファイルで、本体ファームウェアをアップデートできます。(無償)

http://www3.jvckenwood.com/pro/soft_dl/index.html

・「FALCONBRID^®」は、株式会社JVCケンウッドの登録商標です。
・USB端子は市販のネットワークアダプター接続専用です。
・AVCHDおよびAVCHDロゴはパナソニック株式会社とソニー株式会社の商標です。
・SDXC、SDHC、SDロゴはSD-3C.LLCの商標です。
・その他、記載されている会社名および商品名は各社の商標または登録商標です。

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