NP-100

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　株式会社JVCケンウッドは、JVCブランドより、視線計測装置“Gazefinder（ゲイズファインダー）” 「NP-100」を9月上旬より発売します。
　本機は、当社独自の視線計測技術により、被験者がモニターに提示される画像のどこを見ていたのか視線の可視化を実現します。頭部の固定やゴーグルの装着を必要とせず、モニター上の画像を目視するだけで計測が可能。さらに、目の形状の個人差を短時間に補正する独自のキャリブレーション機能を搭載することで、乳幼児からお年寄りまでさまざまな被験者に対応します。

　現在、視線計測による注視点の検出は、幅広い応用が期待され、注目されている研究分野です。
　このたび発売する、視線計測装置“Gazefinder（ゲイズファインダー）”「NP-100」は、「視線計測を研究に取り入れたいが操作が難しい、乳幼児などの計測が難しい」といった研究者の要望に応え、当社独自の高精度な視線計測技術と、目の形状を短時間に把握・自動補正する独自のキャリブレー ション機能を搭載。乳幼児からお年寄りまで幅広い年齢層の被験者に対応するとともに、計測時の負担を軽減し、正確な計測を実現します。
　当社は本機を、心理学や脳科学、医科学、教育など、視線研究に取り組む大学や研究機関等に向けて提案。今後、さまざまな研究分野におけるアプリケーションの開発を通じ、拡張性を備えた視線計測プラットフォームの提供を目指します。

本機は、計測用に制作された任意の静止画、動画を被験者に提示しながら、画像のどこに視線が向いているかを赤外線ステレオカメラで読み取り、その軌跡を画像とともにモニターに映し出すことで、視線の可視化を実現します。

当社がこれまでに培ってきた映像・光学技術を生かした、独自の視線計測技術を搭載。第三者から観ることができない被験者の視線を、高精度に可視化します。頭部の固定やゴーグルの装着が不要なため、大人はもちろん、一人で座ることが難しい乳幼児まで、幅広い年齢の被験者に対し、身体や心理面への影響を最小限に抑えながら測定が可能です。

＜乳幼児への測定イメージ＞

被験者個々の目の形状を短時間に把握し、自動補正する独自のキャリブレーション機能を搭載しています。これまで計測が難しかった乳幼児に対しても、短時間かつ無意識のうちにキャリブレーションし、さまざまな被験者への測定を可能にします。

画像を提示するモニター部、赤外線ステレオカメラを搭載した視線計測部、測定データを解析する演算部をコンパクトに一体化。さまざまな研究現場に持ち込んで計測が可能です。また、モニターとカメラ位置が固定されるため、高い計測精度を実現するだけでなく、設置時間を大幅に削減、短時間で計測を開始できます。

本機に初めて触れる操作者でも、戸惑うことなく直感的に扱えるよう、シンプルなユーザーインターフェースを採用。計測したデータは、USBメモリを使って汎用性のあるCSVファイルとして取り出し、外部PCで解析することができます。

研究者がさまざまな用途に制作した動画、静止画を本機へ追加^※が可能。追加した画像にターゲットとする注視エリアを設定し、エリア内外の視点の比率等を簡単に比較することができます。

＜付属品＞
キーボード、マウス、電源コード、変換アダプター（電源コード3極→2極変換）、取扱説明書

＜オプション＞
専用キャリングケース

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