DLA‐X990R/DLA‐X590R

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　株式会社JVCケンウッドは、JVCブランドより、当社独自の「D-ILA」デバイスを搭載した家庭用プロジェクターの新商品として、4K (3840×2160画素)/HDR対応D-ILAプロジェクター「DLA-X990R」「DLA-X590R」を10月下旬より発売します。また、「D-ILA」デバイスの誕生20周年を記念した限定モデル「DLA-20LTD」を12月中旬に発売します。

　当社独自の高解像度表示技術「e-shift」テクノロジーを採用した4K対応D‐ILAプロジェクターは、“高精細な4K解像度表示”“HDRコンテンツへの高い対応力”“高い映像表現力”の実現と、高いコストパフォーマンスを両立していることで高い評価を得てきました。
　このたび、その「e‐shift」テクノロジーをさらに進化させるべく、アルゴリズムを一新した「4K/e-shift5」テクノロジーを新開発。新モデル「DLA-X990R」「DLA-X590R」、および「DLA-20LTD」に新搭載し、4Kコンテンツにおいて、精細感の向上と、よりクリアな映像を実現しました。また、HDRコンテンツにおいても、映像調整機能を強化し、最適なHDR映像表現での視聴を可能としました。
　また、当社独自の「D-ILA」デバイスが1997年に誕生してから今年で20年を迎えることを記念し、限定モデルとして「DLA-20LTD」を発売します。「DLA-20LTD」は、外装にオリジナルカラーの「JVC」レッドを採用するとともに、厳選したパーツで組み上げることで業界最高^※1のネイティブコントラスト比200,000:1を実現した特別仕様としています。
　「D-ILA」デバイスの高解像度表現力・高コントラスト力を生かす「4K/e-shift5」テクノロジーの搭載により、“豊かな階調表現”“引きしまった黒”で高精細かつダイナミックな4K映像が楽しめる新ラインアップとして展開します。
※1：2017年12月中旬発売予定、ホームシアター用プロジェクターにおいて。（2017年9月28日現在当社調べ）

当社独自の「e-shift」テクノロジーを進化させた「4K/e-shift5」テクノロジーを搭載。「e-shift」テクノロジーは、1画素を斜めに0.5画素シフトすることで解像度を倍増して4K映像を実現する高解像度表示技術です。「4K/e‐shift5」テクノロジーでは、アルゴリズムを一新。従来よりも検出のタップ数を2倍に増やすことで、斜め方向の精度を高め、動画・静止画両方での精細感が大幅に向上するとともに、よりノイズの少ないクリアな映像を実現しました。

*画像はイメージです

HDR10に採用されたPQカーブをプロジェクターで再現するには、画面サイズや明るさが規定された直視型ディスプレイと異なり、表示機器側でのチューニングが必要となります。従来モデルから好評のオートHDRピクチャーモードと視聴環境に合わせたチューニングが可能なガンマ調整機能に加え、「DLA-X990R」では、明るさ重視、色重視で選べる2つのカラープロファイルを搭載。さまざまなHDRコンテンツに応じて最適なHDR映像が楽しめます。また、「D-ILA」デバイスの高いネイティブコントラストをさらに生かすインテリジェント・レンズ・アパーチャーを組み合わせ、暗いシーンでの微妙なグラデーションまで再現します。さらに、新たにUHDブルーレイ等のHDRコンテンツに含まれるマスタリング情報(MaxCLL/FALL)^※2の表示に対応しました。
※2：コンテンツやプレーヤーによっては表示できない場合があります。

265Wの高圧水銀ランプと高効率光学エンジンの組み合わせにより、高輝度2,000 lm^※3を実現。緻密で滑らか、かつパワフルな4K高画質映像を楽しめます。
※3：「DLA-X990R」において。「DLA-X590R」は1800lm。

*画像はイメージです

独自の「D-ILA」デバイスと高出力ランプに対応した高性能ワイヤグリッド採用の光学エンジンの搭載により、ネイティブコントラスト160,000:1^※4を実現。また、入力映像を独自のアルゴリズムで解析し、黒レベルを自動制御する「インテリジェント・レンズ・アパーチャー」との組み合わせにより、ダイナミックコントラスト1,600,000:1^※4を実現。より臨場感あふれる4K映像を実現します。
※4：「DLA-X990R」において。「DLA-X590R」はネイティブコントラスト40,000:1、ダイナミックコントラスト400,000:1。

最新のHDMI規格に対応し、4K/60p 4:4:4や4K/60p 4:2:2/36bit、4K/24p 4:4:4/36bitなど、18Gbpsの伝送帯域に対応したフルスペックの4K映像入力が可能です。色鮮やかな色調表現と、より豊かな階調表現を実現します。また、動画配信サービスやUHDブルーレイ等の著作権保護コンテンツの再生を可能にするHDCP2.2にも対応しています。

独自の高画質映像処理技術「Multiple Pixel Control」を搭載。4Ｋ映像はもちろん、フルHD映像もより高精細な4Ｋ映像に変換します。高精細映像に多く含まれる、信号帯域に重点を置いて画像検出を行うことで、精細感とボケ感を両立し、4Ｋ解像度ならではのリアリティある映像を実現します。

*画像はイメージです

「ピュアダイレクト」モード^※5は、4K10bitや12bit等の高帯域な信号を変換なく処理可能なため、映像自体のクオリティーを損なうことなく入力からパネルまで表示し、映画やコンサート等のコンテンツも一段と高画質にお楽しみいただけます。また、信号変換のない処理を行うことにより、表示遅延も最小限に抑えられており、PCやゲーム等のシビアなタイミングが求められるコンテンツにもおすすめです。
※5：3D再生時および「Clear Motion Drive」設定時には設定できません。

• １．「THX3Dディスプレイ規格認証」を取得（「DLA-X990R」）
• ２．滑らかな動きを再現する優れた動画処理技術
  

  4K60P 4:4:4にも対応した動画補間技術「Clear Motion Drive」と映像に応じて「D-ILA」デバイスの駆動を最適に制御する「Motion Enhance」の２つの動画処理技術を搭載。動きの速いシーンでの表現性を向上させます。

• ３．6軸調整のカラーマネージメントを搭載
• ４．設置条件などで変わる画質を最適化する「オートキャリブレーション機能」^※6を搭載
  ※6：「オートキャリブレーション機能」を使用するには、市販の光学センサーと専用ソフトウェア、PC、LANケーブルが必要です。
• ５．スクリーン特性を補正する「スクリーン補正モード」に、さらに対応スクリーンを追加
• ６．1/16画素単位での微妙な調整が可能な「ピクセルアジャスト機能」を2メモリー用意

　当社独自開発の「D-ILA」デバイスは、プロジェクター用反射型液晶デバイス“LCOS”(Liquid Crystal on Silicon)の代表的モデルとして、高輝度と高精細化を両立できる点が特長となっており、ユーザーの皆様に支持いただいてきました。
　1997年にSXGA(130万画素)タイプの開発に成功し、2000年には4K解像度を実現。2007年には0.7インチのフルHD素子を開発。さらに、2016年には0.69インチの世界最小（当時）4Kデバイスを開発するなど、ハイエンドプロジェクター向けデバイスとして、長きにわたり、小型化と高コントラスト化を実現してきました。
　その「D-ILA」デバイスは今年、誕生から20周年を迎えます。これを記念し、特別仕様の限定モデルとして「DLA-20LTD」を発売します。

厳選された「D-ILA」デバイスと光学パーツを採用することで業界最高^※1となるネイティブコントラスト200,000:1を実現しました。

「JVC」ブランドのカラーであるレッドを施した、高級感ある特別仕上げの外装としました。

プロジェクター起動時に20周年記念ロゴが表示されます。

本商品の発売に先立ち、下記2会場で先行視聴会を開催します。

【報道関係窓口】 株式会社JVCケンウッド　企業コミュニケーション部　広報・IRグループ
　　　　　　　　 　　TEL : 045-444-5310 　〒221-0022　神奈川県横浜市神奈川区守屋町三丁目12番地
【お客様窓口】 株式会社JVCケンウッド　メディア事業部 ソリューションビスネスユニット ソリューション1部
　　　　　　　　 　　TEL : 045-444-5401　　E-MAIL : Info_sjs@jvckenwood.com