Now Loading
子どもは日々何かを感じ、成長しています。
「かおTV」を通して、子どもが見ている世界をのぞいてみませんか?
かおTV測定の様子
「かおTV」は、視線計測装置(Gazefinder)を使って子どもの視線を計測し、
社会性の発達の状態を確認することができる画期的なシステムです。
モニター画面に約2分間の映像を流して子どもに見てもらい、
子どもの視線の計測結果を専門家がわかりやすく保護者にお伝えします。
子どもに関わる周りの大人が、子どもがこの世界をどのように見ているかを知ることで、
子どもに適した子育てや支援を行うことができるようになります。
大人のひざの上に子どもを抱っこした状態で、子どもの視線を計測します。
計測は、画面に流れる約2分間の映像を見てもらうだけです。
計測の説明も含めると、全体で5分~7分程度になります。
視線計測装置に内蔵されているカメラで子どもの視線をとらえますので、機械などを装着することなく、
安心して計測することができます。リラックスして映像を見てください。
かおTVは「大阪大学大学院 大阪大学・金沢大学・浜松医科大学・千葉大学・福井大学
連合小児発達学研究科」、「公益社団法人 子どもの発達科学研究所」、
株式会社JVCケンウッドが協同して開発しました。
これまで5,000人を超えるたくさんの子どもたちの視線を計測しています。
大阪府池田市
「かおTVをご存じですか」※池田市のウェブサイトが開きます
千早赤阪村
集団に入った時、周りの子どもたちと、うまく遊んでほしい ・ ・ 仲良くしてほしい ・ ・ と願う気持ちは、多くの親に共通の思いでしょう。 一方、周りの子ども達とは 「一味違うぞ」という気持ちも大事にしたいものです。そのためには、 わが子は、「どこが」、「どんなふうに」、「どのくらい」 周りの子どもたちと同じなのか? 違うのか? をお母さんや周りの人たちが客観的に知るための「共通の物差し」が必要です。 かおTVは、お子様の見ている世界を一緒に確認して、本人と周りの人々を繋ぐ「共通の物差し」となることが期待されています。
大阪大学大学院 連合小児発達学研究科
片山 泰一 氏
視線の計測結果から何がわかるのですか?
子どもがどのようなものに関心があるのかといった社会性の発達の状態を客観的に知る事ができます。
子どもはどこを見るのがよいのですか?
どこを見るのが良いということではありません。
子どもによって興味のあるところは異なります。
保護者は子どもが見ている世界を客観的に知ることで、
子どもへの理解が深まります。
乳幼児以外でも計測できますか?
乳幼児から大人まで計測できます。
眼鏡をかけたままでも大丈夫ですか?
眼鏡をかけたままでも計測できます。
視線計測装置に搭載した評価用コンテンツで、
乳幼児期の子どもの社会性発達の状況を客観的に確認することができる画期的なシステムです。
角膜に反射する近赤外線LEDの光と、瞳孔との位置関係からモニター上の視点を算出します。
頭部の固定や装置を装着する必要がありませんので
小さな子どもでも無理なく計測を行うことができます。
目の個人差の補正も映像を見る流れに組み込まれているため、負担を感じにくくなっています。
視線計測装置Gazefinder(ゲイズファインダー)NP-200
「かおTVオペレーター」とは、公益社団法人子どもの発達科学研究所が定める民間資格です。
「かおTVオペレーター養成プログラム」では、かおTVオペレーターが責任を持って仕事をする上で
必要な専門的な知識および技能を効率よく学んでいただくことができます。
「かおTVオペレーター」の詳細については、下記リンク先をご覧ください。
Age2・かおTV(公益社団法人子どもの発達科学研究所様のウェブサイトが開きます)
子どもがどこを見ているかを知る良い機会になりました。
子どもが興味のあるものを上手に使って、今後の子育てに役立てたいです。
うちの子は人にあまり興味が無いと思っていたので、こんなに人の顔を見ているとは
思いませんでした。子どもの成長が分かるのは嬉しいです。
悩みながら子育てをしていましたが、子どもの特徴が分かり一歩踏み出すことができました。
子どもが好きなものに熱中しているときは、話しかけても反応しないことがよくありましたが、
計測結果を見て、腑に落ちました。これからは、子どもに合った声掛けを心掛けます。
社会性の発達は、抽象度が高く保護者に理解されにくいことが多いです。
「かおTV」はその問題をサポートしてくれ、保護者や支援者が子どもの発達を理解する一助になると感じました。
かおTVの計測結果を見せながら子どもの特性を伝えることで、保護者の納得が高まると感じます。
乳幼児健診において、保護者が子どもの理解を深めるためのツールとして活用しています。