監視カメラシステム使用上のご注意

個人情報・プライバシーの保護について


・監視カメラシステム(以下「本システム」といいます)の使用に際して記録された、本人が判別できる情報等は、「個人情報の保護に関する法律」で定める「個人情報」に該当する場合があります。その場合は、記録された情報等を、同法に従って適正にお取り扱いください。
 ※「個人情報保護委員会」が定める「個人情報の保護に関する法律についてのガイドライン(通則編)」中の「個人情報に該当する事例」をご参照ください。
・本システムの使用に際しては、プライバシー保護についてもご配慮ください。



免責について


・本システムは、特定のエリアを対象に監視を行うための映像を得ることを目的に作られたものです。本システム単独で犯罪などを防止するものではありません。
・弊社はいかなる場合も次の事項に関して一切の責任を負わないものとします。

1. 本システムに関して直接または間接に発生した、偶発的、特殊、または結果的損害・被害。
2. お客様の誤使用や不注意による障害または本システムの破損など。
3. お客様による本システムの分解、修理または改造が行われたことによる損害・被害。
4. 本システムの故障・不具合以外の何らかの理由または原因により、映像が表示できないことによる不便・損害・被害。
5. 第三者の機器などと組み合わせた拡張システム等による不具合、あるいはその結果被る不便・損害・被害。
6. お客様による監視映像(記録を含む)が何らかの理由により公となり、または監視目的以外に使用され、
 その結果、被写体となった個人または団体などによるプライバシー侵害などを理由とするいかなる賠償請求、クレームなど。
7. 記録または登録した情報内容が何らかの原因により、消失してしまうこと。

 



ネットワークに関するお願い


・本システムをご使用になる場合、次のような被害を受けることが考えられますので、お客様の責任の下、ネットワークセキュリティ対策を十分に行なってください。

1. 本システムを経由した情報の漏洩や流出。
2. 悪意を持った第三者による本システムの不正操作。
3. 悪意を持った第三者による本システムの妨害や停止。

・ファイヤーウォール等で、安全性の確保されたネットワークでご使用ください。
・コンピューターをご使用のシステムでは、コンピューターウィルスや不正プログラムの感染に対するチェックや駆除を行なってください。

ユーザー名とパスワードについて
・工場出荷時のユーザー名とパスワードは広く公開されているため、変更せずに使用していると大変危険です。
 容易に推測されない文字と数字を組み合わせたユーザー名とパスワードに設定してください。また、ユーザー名とパスワードは、定期的に変更してください。
・不正な攻撃から守るため、ログインできるユーザーを制限してください。
・画像データ、認証情報(ユーザー名、パスワード)、アラームメール情報、FTPサーバー情報、DDNSサーバー情報などがネットワーク上で漏洩する可能性があります。
 ユーザー認証で、アクセス制限するなどの対策を実施してください。
・ユーザー名とパスワード変更後は、変更後の組合せのみのログインとなります。
 変更後のユーザー名とパスワードは、漏洩防止にご注意いただくとともに、忘れないようお客様の責任の下で管理をお願いします。



インターネット接続に関するご注意


・セキュリティシステムをインターネットに接続する際の注意点
すべてのJVCブランドのセキュリティシステム(ネットワークカメラ、ネットワークビデオレコーダー、ネットワークエンコーダー、ネットワークデコーダー、ハードディスクレコーダー等)は、電気通信事業者(移動通信会社、固定通信会社、インターネットプロバイダー等)の通信回線(公衆無線LAN を含む)に直接接続することができません。JVCブランドのセキュリティシステムをインターネットに接続する場合は、必ずルーター等を経由し接続してください。

 


・ルーター使用時のご注意
ルーターはインターネットに直接つながるため、悪意を持ったユーザーからの攻撃対象となる危険があります。ルーターを使用する際は以下の点にご注意ください。

 

1. 初期設定のまま使用しない

IDとパスワードを、初期設定から第三者に推測されにくいものに変更してください。

2. ファームウェアを最新の状態に保つ

(1)ルーターに組み込まれているファームウェアの脆弱性を突かれる危険があります。ルーターを使用開始する前に最新ファームウェアにアップデートしてください。

(2)使用開始後に製造元から最新のファームウェアが提供された場合、速やかに適用してください。自動でアップデートする機能がある場合は、その機能を有効にしてください。

(3)メーカーのサポートが終了し、更新プログラムが提供されなくなった古いルーターの使用は控えてください。



使用上のご注意


・本システムにおいて使用する記録装置に記録された情報内容は、万一、消失しても、故障や障害の原因にかかわらず、弊社は補償いたしかねます。
・画像更新速度は記録装置性能、ネットワーク環境、PC性能、被写体、アクセス数等により遅くなることがあります。



時刻記録設定に関するお願い


・時刻記録機能をもつ、ネットワークカメラ/ネットワークビデオレコーダー/ハードディスクレコーダーは、より正確な時刻で記録するために、
 時刻サーバー(NTPサーバー)のご使用をおすすめします。



画像情報の取り扱いについて


・本システムにおいて使用する記録装置に記録された情報内容は、個人情報保護法等により保護の対象に該当する場合があります。
・本システムについて廃棄、譲渡、修理等で第三者に渡る場合には、その取り扱いに十分に注意してください。記録装置は取り外し、保管管理してください。



設置上のお願い


次の場所には設置しないでください。
・本システム構成機器、ケーブル等が容易に破壊されるような場所。



レコーダーについて


・レコーダーに搭載されているHDDは消耗部品であり交換目安は18,000時間です(周囲温度25℃以下で稼働している場合の目安であり寿命を保証するものではありません)。

・レコーダー動作時の天板上部(1cm)温度が30℃を超えない(推奨25℃以下)ように設置してください。

・一般にHDDの寿命は周囲温度が高くなるほど短くなりますので、レコーダー動作時天板上部(1cm)温度が30℃を超えない(推奨25℃以下)よう、ラックに設置する場合は通気孔の確保や冷却ファンの設置、他機器との空間距離の確保、部屋全体の空調設備などの検討をお願いします。

・停電時の故障を防ぐため、必ずUPS(無停電電源装置)を使用してください。

・レコーダーや接続機器に記録されたデータについては、万一消失しても、原因にかかわらず補償いたしかねます。



カメラについて


・屋外カメラは、浸水防止のため、施工時に接続しないケーブルも含めて絶縁テープおよび防水テープを接続部・端子部に巻いて絶縁・防水処理してください。また、ケーブルの収束部や付け根部分に、ケーブルから伝わった水が常時溜まることのないよう、U字状にたるませるなどしてください。

・屋外ドーム型カメラは、浸水防止のため、ケーブル穴、ネジ穴、天井面と接するカメラ外周部にも防水処理してください。



お問い合わせ