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奥田元宋・小由女美術館様

公共ご提案 音響システム

音声ガイダンスシステム導入事例

奥田元宋・小由女美術館 様
(広島県三次市)

自作のソフトが利用できるメリットを高く評価
子供からお年寄りまで、簡単な操作が魅力

奥田元宋・小由女美術館様は、日本画家・奥田元宋(おくだげんそう)氏と人形作家・奥田小由女(さゆめ)氏夫婦の名を冠した美術館で、2006(平成18)年4月15日にオープンしました。

同館は、「市民参加型の美術館」として、ボランティアによる美術館事業への協力や、市内の学校への学習支援活動など、地域に根ざした各種芸術活動の拠点として、活力あるまちづくりに寄与することをコンセプトに、三次市が設立したものです。

 
建築家「柳澤孝彦」氏の設計。
自然との調和を第一に考えた意匠が特長の
美術館。
 
常設展示室入り口。

 
奥田元宋 作「晩秋地蔵峠」「秋嶽懸泉」
 
奥田小由女 作「花冷え」

音声ガイダンスシステム導入理由

受付のカウンターに設置してある『音声ガイダンスシステム』案内。
受付カウンター上に準備されている「ガイドマン」。
合計25台の「ガイドマン」が導入されています。

1. 幅広い鑑賞方法を提供することで、サービスの向上を図る
鑑賞者によっては、いろいろな鑑賞スタイルがあります。たとえば、絵だけあって解説のキャプションのないほうがいい、あるいは、解説のキャプションくらいは欲しいなどなど、さまざまです。
こうした、鑑賞者の幅広い要求に応えたいということから、音声ガイダンスシステムに関しては、美術館開館準備の早い段階から導入が決まっていました。

2. 奥田夫妻に関する情報をいろんな形で提供したい
奥田元宋氏は、日展理事長をつとめ、文化勲章を受章、また、奥田小由女氏は人形作家としては初の日本芸術院会員に任命されるなど、輝かしい功績を残しています。
この美術館の開館にあわせ、いろいろなメディアを通じて入館者にお二人の業績と人となりをさらに知っていただこうと考え、その一つの手段として音声ガイダンスシステムの活用が図られました。


「ガイドマン」が採用された理由

「ガイドマン」を使って、作品を鑑賞するお客様。
ソフトは、1作品1分から1分30秒の長さに収めてあります。

1. 操作が簡単
使用方法は展示作品の傍らに掲示してある作品番号の数字をガイドマンのテンキーで入力し、次にスタートボタンを押すだけで聞く事ができるテンキー再生方式を採用。子供からお年寄りまで、誰でも簡単な操作で扱えることができ、聞きたいときに自分のペースで聞くことができるこの方式が評価されました。

2. コンテンツ制作が手作りで可能。タイムリーかつ低コストでの制作が魅力。
ソフトの制作が、スタッフの手でできることは大きな魅力となりました。3人の学芸員と他のスタッフが協力して、常設展示・企画展示あわせて50程度のコンテンツを作成しています。(台本→音入れ→編集→フラッシュメモリーへの書き込み)

ソフト制作は、当初は外注を考えていましたが、自分たちの手でも可能とわかり、企画展などではその都度自分たちの手でソフトを制作することができることから、コストの削減に、また、自分たちの思い通りのソフト制作ができるなど、「ガイドマン」の使い勝手の良さが評価されました。


渡邉憲司 学芸員のお話

平成18年度は、オープンした年ということもありましたが、音声ガイダンスシステムの導入は成功だったと評価しています。つまり、入館者の多くが利用されたということです。
世界的に知れ渡った過去の芸術家の作品であれば、その作品や作家の情報が様々な媒体から得られますが、奥田ご夫妻とその作品についてはこの美術館を拠点とし、様々な手法により常に新しい情報を発信していく必要があると考えます。

そういう点でも、このガイダンスシステムは自分達の手でソフトを制作できますので、いろいろなエピソードも交えた、通り一遍でない新しいソフトを制作することができる重宝なシステムです。