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札幌市内ながら自然にも恵まれ、家族で楽しめる、と話題の日本中央競馬会(JRA)札幌競馬場。全面リニューアルに際し、放送設備や音響システム、セキュリティカメラなどを一新。施設の隅々を網羅する「音響/映像のトータルソリューション」として、JVCのインテグレーションによる放送音響設備/セキュリティカメラシステムが導入されました。
2014年7月、約40年ぶりのリニューアルを果たし、グランドオープンを迎えた札幌競馬場。総合レジャー施設としての魅力も加えた全面改築では、業務用放送設備、非常放送設備、イベント音響から、業務連絡用インカムシステムやIP/アナログセキュリティカメラシステムまでを『ワンストップ』で構築できることに評価を頂き、採用が決定。明瞭で聴きやすい場内放送や、テレビ中継にも使用される音響調整卓などの多彩なシステムが導入され、スムーズなレース催行や施設運営をサポートしています。
場内放送、イベント音響、非常放送設備などの音響システムから、インカムシステムやネットワークとアナログを用途で使い分けたPTZカメラシステムまでの各種AVシステムを導入。機能性を追求したワンストップソリューション提案と、冗長性を確保した信頼性の高いインテグレーションに評価を頂きました。
特に放送操作室の音響調整卓は、運営手順を精査し、ご担当者との綿密な打ち合わせの元にカスタマイズ設計。テレビ中継にも対応する高機能、高操作性を実現しました。
「新システムを運用して3シーズン目を終えましたが、入場曲やファンファーレ等、レース毎に異なる音源をあらかじめ登録しておく事でヒューマンエラーを防ぐようにしたなど、より確実性の高いシステムになりました。万一の際のトラブル対策やバックアップへの切り替えなど、いわゆる“冗長性”が確保されている点も、運営側には大きな安心感となっています。」
「放送設備からセキュリティカメラまでのトータルなシステム提案で、機能性や運用性にも優れています。リニューアル後は、ファミリーやカップルのお客様も格段に増えていますが、そうしたお客様方にも、明瞭で快適なアナウンスや場内放送が提供できているのではないか、と考えています。」
日本中央競馬会(JRA)主催の中央競馬が行われる札幌競馬場は、2014年7月に観戦スタンドなどを大幅に刷新しグランドオープン。新設スタンドからはコース全体が見渡せるうえ、札幌の街並みや藻岩山などの眺望も楽しめる。
また、競走馬が間近に見られる「はなみち」や、放牧展示の「まきばガーデン」、ツリーハウスもある「キッズランド」など、競馬観戦のみならずファミリー向け設備も充実した総合レジャー施設となっている。
北海道札幌市中央区北16条西16-1-1
http://jra.jp/facilities/race/sapporo/