ホーム > ビジネス向け製品・サービス > ビジネスソリューション業種別導入事例 > 放送・映像導入事例 > 上越ケーブルビジョン株式会社様
新潟県の上越・妙高地域を中心にサービスを展開する上越ケーブルビジョン(JCV)。サービスエリア内の約6割、約4万世帯の加入者を有する大規模なケーブルテレビ局です。充実した社内設備から生み出される地域密着型「自主制作番組」の人気も高く、地域情報やニュースをキメ細やかに取材、放送しています。
自主制作番組のための報道取材は以前、DVCAMカメラで行っていました。一昨年、XDCAM EXカメラを導入し、メモリ記録でのノンリニア編集機EDIUSを導入。報道制作のスピードアップ・効率化を図りました。そして昨年、さらなるENGカメラの充実を検討。XDCAM EXカメラやEDIUSとの互換性やコストパフォーマンス、さらには女性スタッフでも楽々と扱える「軽量・キャリアブル設計」や「高操作性」等が高く評価され、GY-HM750、GY-HM100の採用が決定。これにより、取材スタッフのほぼ全員にビデオカメラが行き渡り、より一層充実した取材対応が可能になりました。
最大のポイントは、XDCAM EXカメラ(PMW-350)との互換性。そしてそのカメラ1台の価格でGY-HM750/GY-HM100各2台が購入できてしまうという抜群のコストパフォーマンス。女性スタッフでも担ぐことができる「軽量とマニュアル操作性の良さ」が大きなポイントです。
SxSレコーダーの装着が可能なことにも高評価。コンパクトで「抜群のキャリアブル性」を持つGY-HM100は、現場での使いやすさ、手軽さ、高画質に大きな評価をいただきました。
地域密着型の情報を提供する自主制作番組「JCVニュースつばめステーション」等、様々な番組のENG素材収録で幅広く活躍しています。SDHCメモリからのノンリニア編集機への映像データの吸い上げもスピーディで、取材スタッフが自身で随時編集、放送用マスター映像を制作しています。両機ともSDHCカードを2枚装着でき、バックアップも万全。
また、GY-HM750にはSxSメモリーカードレコーダーKA-MR100Gを装着し、選挙の取材時に威力を発揮しました。取材からオンエアまで、秒を争う選挙報道では、KA-MR100Gで収録した映像データを「無編集」でSxS再生機から送出できたのです。
現在、収録スタジオや送出システムではDVCAMマスターが基本なのでHM750はSD収録、HM100ではHD収録後、ノンリニア編集機でSD変換してマスターを制作。近い将来の「局内システムのHD化」に伴い、両機ともそのままHDカメラとして威力を発揮でき、さらなる活躍が期待されています。
1984年設立。ケーブルテレビ網を利用した放送サービス、インターネットサービス、IP電話サービスを提供し、人口約24万人の上越市、妙高市でサービスを展開。サービスエリア内の約6割、約4万世帯が加入している。