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国内屈指のがん治療専門機関として、日々、新たな診断法や治療法の研究開発に取り組む『国立がん研究センター中央病院』。2014年1月に新設された診療棟への移転を機に、内視鏡センターへデジタルワイヤレスインターカムシステムを導入。業務改善・効率化の推進に貢献し、「より安心・安全で、質の高い医療」の提供をサポートしています。
近年、内視鏡検査や治療での成果に注目が集まる中、世界的に高いレベルでの治療・検査を行っている国立がん研究センター中央病院内視鏡センターは、今年1月より拡充された。従来、1フロア7検査室であったところ、病院棟からの移転拡張により、2フロア15検査室となった。当然、医療者の人員も増え、動線は長くなった。そこで、より迅速で緊密なコミュニケーションを実現するため、看護師間連絡ツールを「PHS」から「デジタルワイヤレスインターカムシステム」に変更。簡易な操作で、他の看護師への『次の指示』が可能になったことで、診療時間の短縮と『看護師間の連携強化』を果たしている。
▶ マスクはもちろん、キャップ、ゴーグル、ガウン等の医療着装時でも通話が可能。
▶ ポータブルトランシーバー+イヤホンマイクは、小さく、軽く、常にハンズフリーで通話可能。
▶ デジタルならではのクリア音質で、聞きやすく、会話も明瞭。一斉/個別通話も便利。
『内視鏡処置具の交換依頼や検査中の容態変化など、状況で変わる連絡などもワイヤレスインターカムで迅速にできるようになりました。検査終了前に患者さんの移送方法をリカバリー室担当看護師とあらかじめ連絡できるようになったことで、患者さんのリカバリー室への移送が安全でかつ円滑になりました。検査の入れ替え時間が短縮することで検査待ち時間が短縮されました。結果、検査人数の増加に繋がっています。また、4Fと5Fなど、担当フロアに関わらず、細かなグループ別運用で様々な情報を共有、看護師同士で助け合えることも増え、チームワークもアップ。新人看護師のサポートにも大変役立っています。』
『私たちはこれからも、「つらい・きつい」イメージの内視鏡検査を少しでも快適に受けていただけるよう日々努力し、がんの内視鏡診断と治療の開発に看護の面から貢献していきたい、と考えています。』
1962年にがん医療の中核病院として設立、2010年に独立行政法人化を果たす。
1)世界最高の医療と研究を行う
2)患者目線で政策立案を行う
を理念に、日本におけるがん征圧の中核拠点化として、がんその他の悪性新生物に対する診療、研究、医術開発、治験、調査、政策提言、人材育成、情報提供を行っている。