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「医療はチーム」であることを掲げる昭和大学では、医学/歯学/薬学/保健医療学部の第一学年を全寮制とし、570名の学生全員が富士吉田キャンパスで共に学びます。
2006年度からPCネットワーク環境を大幅に強化・改善し、2011年度に講義室×2と講堂の3教室を結ぶHDネットワーク講義システムを導入。学生全員が同時に学べる環境を整え、よりキメ細やかで、より充実した講義を実現しています。
学生全員による講義は、講堂で机なしなら可能でした。しかし、机を実用とする『実習』等では各教室に別れなければならず、「3教室をネットワークでつなげば一斉講義が可能」という構想が生まれました。
文部科学省助成金の予算準備も整い、2011年夏にシステム導入を実施。導入担当の小倉博士（情報科学教室）の構想を託された株式会社ブイ・エス・シーより、『自社/他社製品を問わず』、『その案件に最適なシステム』を構築する「JVCのシステムインテグレーション力」に評価を頂き、受注。柔軟なシステム設計・提案により、第2学期からのスムーズな運用を実現しました。
301教室、302教室、講堂の3教室をAVネットワークで結び、相互コミュニケーションを実現。動体検知によるHD自動追尾カメラは、対象となる教材や学生を簡単操作で自在にズームアップが可能です。
高画質な個別モニターと大画面プロジェクターにより、高精細なHD画質をそのままのクオリティで提供。音声は赤外線ワイヤレスマイク採用。外部からの混信も無く、教室が離れたことを感じさせない集中した講義を実現しています。
「全学生が一斉に講義等を受けられることで、教室の利便性が飛躍的に向上。外部施設で体験学習を実施する際、3教室に全学生を集めオリエンテーションをしますが、その時、身だしなみ等の問題点をHDカメラで実際に写し、全員で共有したりできるわけです。」
「同じ画面を2教室へ同時に提示して、試験を行うことも可能になりました。また、2つの教室を使用することで、学生同士の座席間隔も広くでき、不正行為などの未然防止にも効果を上げている様です。」
ご協力：株式会社ブイ・エス・シー http://www.vscvsc.co.jp/
昭和大学は、創設者である上條秀介博士の「国民の健康に親身になって尽くせる臨床医家を養成する」という願いのもとに設立されました。その後、医学部・歯学部・薬学部および保健医療学部の4学部からなる医系総合大学に発展し、人々の健康の回復・維持・増進に貢献すべく、医療に携わる多くの専門家を輩出してきました。医学部・歯学部・薬学部・保健医療学部の1学年が1年間の全寮生活をおくる富士吉田校舎は、富士山麓標高900メートルに位置し、清涼な大気と美しい自然に恵まれています。(ホームページより)
