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バレーボールの国内リーグをはじめ、各種スポーツの映像配信(ライブ中継)を担う『スポラ株式会社』様の主要設備として、ライブプロダクションシステム「KM-IP6000」が、3式導入されました。全国各地の試合会場に設置されたカメラの映像をインターネット回線で東京のスタジオに伝送し、ライブ配信映像を制作する“リモートプロダクションシステム”を構築することで、中継現場でのスタッフと機材を最小限に抑え、複数会場のサポートも一括して行えるため、作業の効率化および低コスト化が図られました。
制作機材は東京のスタジオに常設し、全国各地の会場カメラスタッフからIPネットワークを経由して、映像と音声を伝送する形態のリモートプロダクションシステム構築を目指していたところ、ネットワークとの親和性の高いJVCの「CONNECTED CAM」システムを知り、数回のテストを経て導入に至りました。試合の見せ場を強調するスローやリプレイをはじめとする、スポーツコンテンツに最適な機能を搭載していることや、NDI入出力に対応している事で、他の機器との連携がし易い点が決め手になりました。
■タッチパネル方式で操作を習得し易いため、短期間でオペレーターを教育できる
■選手紹介やスコアなどの必要な情報が表示できるCG機能
■スポーツコンテンツに最適なスロー&リプレイ映像を簡単な操作でインサート
■イメージ映像やスポンサーCMの挿入でコンテンツを演出する動画再生機能
■ワンマンオペレーションを可能にする独自のGUI
■機材の持込みが必要な時でも、移動式汎用ラックと自由に組み合わせて、搬入搬出の現場工数を削減する2U定型サイズ
●一ヶ所のオペレーションセンターで複数会場のライブ制作とサポートを行うことで、現場スキルに左右されない映像品質の平準化が出来ました。
●また、サーバーへのアップロードもセンターから一括して行うため、トラブルの際には原因を切り分け易く、運営もスムーズになりました。
●会場にはカメラ機材と撮影スタッフの派遣だけで済むので、移動費などのコスト面でも負担が減りました。
●現在はスポーツ以外にもインターネットによるライブ配信のお問い合わせを多数いただいておりますので、リモートプロダクションシステムを最大限活用して、新たなジャンルに取り組みます。
2016年10月31日に設立
各種スポーツリーグの映像制作およびライブ中継、「大型LEDビジョン広告」や「デジタルサイネージ広告」「ビデオ判定システム」などの各種スポーツイベントの映像サポートを行う。また、スポーツイベント、音楽イベントなどを中継する上で必要不可欠となる伝送装置、配信サーバーなどのインフラ周りの提供にも力を注いでいる。