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D-VHSデッキでBSデジタル放送を記録されるお客様へ

2009年4月13日
日本ビクター株式会社

D-VHSデッキでBSデジタル放送を記録されるお客様へ


日頃は、弊社製品をご愛用いただきまして誠に有難うございます。

さて、BSデジタル放送については2011年に新規参入を含めたチャンネルの再編※1が予定されていますが、その後の番組送出運用方法によってはD-VHSビデオデッキでの記録に支障が出る可能性がありますのでご案内申し上げます。

これは、2000年からサービスを行っているNHKおよび在京キー局関連のBSハイビジョンチャンネルについて、送出に使用可能な帯域が一昨年にかけて当初帯域より拡大されており、この場合、帯域の送出運用方法によってはD-VHSで記録されるデータ量が設計上限を超える可能性があることが判明したためです。具体的な現象としては、記録した番組の再生画面にノイズが入ったり、音声が途切れたりすることが想定されます。

現在、各BS局の送出運用方法はD-VHSで記録可能な範囲にあり問題はありませんが、2011年のBS再編では新規事業者の参入もあり、また既存の事業者についてもサービス向上の必要から、場合によってはD-VHSの設計上限を超える運用が行われる可能性があります。

D-VHSは開発・発売時点で知り得たデジタル放送帯域に沿って作られており、その想定上限をこえるデータ量の信号入力に対して発生する不都合については機器側での回避ができません。将来、上記運用が実施された場合の対処策といたしましては、受信機のアナログ出力(通常画質)からD-VHSのアナログ入力に接続いただき、STDモード、もしくはS-VHS/VHSのSP/EPモード等で記録をしていただきますようお願い申し上げます。

なお、地上デジタル放送のハイビジョン記録につきましては、将来に亘りD-VHSで十分対応が可能です。

お客様にはご心配をお掛けし誠に申し訳ありませんが、将来の可能性としてのご案内をさせていただきました。なお、2011年10月※2以降、弊社ウェブサイトに追加の情報を掲載して参りますので、お手数ですがその時点で再度ご確認をいただきますよう、お願い申し上げます。

※1:現行アナログBS放送(NHK BS1、BS2、WOWOW)が使用していた周波数、及び新規割り当ての周波数が利用可能になり、大幅なチャンネル数の増加が見込まれています。
※2:BS放送再編が実施される予定


対象機種

下記のデジタルハイビジョン記録対応D-VHS
HM-DH30000 / HM-DH20000 / HM-DH35000 / HM-DH5500 / HM-DHS1 / HM-DHX1 / HM-DHX2


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