デジタル放送やDVDで採用されているMPEG-2フォーマットでエンコードするため、放送品質の高画質映像伝送システムを簡単に構築できます。ネットワークの帯域に応じ1.0Mbps〜15Mbpsの最適なビットレート・画質が選択可能です。
※DM-ND300との組み合せでは符号化レートは10Mbps が上限です。
※安定した画質で伝送を行うためには、3Mbps以上に設定することを推奨します。
エンコード・デコードにかかる遅延時間を最小限に抑える低遅延モード※1を搭載。
映像をリアルタイムに高品位MPEG-2ストリームに圧縮してネットワーク(100BASE-TX)に出力、インタラクティブな会話のやりとりもスムーズに行えます。
※1低遅延モードでは、エンコード・デコードの遅延時間の合計は約300msです。高画質モードでは遅延時間は約700msになります。(ネットワーク遅延を除く)
※双方向で会話を行う場合には、別途エコーキャンセラが必要になります。
ネットワークデコーダーDM-ND350はエラー訂正機能を標準搭載。最大33%の単発パケットロスを復元、最大127個のバーストロスまで復元します。
これによりネットワーク伝送中のパケットロスによる映像・音声の乱れを改善することができます。
※1エラー訂正機能は、MPEG-2ネットワークワークエンコーダーDM-NE300シリーズのファームウェアバージョン2.0以降に対応しています。それ以前のファームウェアバージョンについては対応しておりません。
離れた2地点を1対1で結んで映像・音声を伝送するユニキャスト伝送はもちろん、2つ以上の地点を1対N、M対Nで結ぶマルチキャスト伝送など目的に応じた対応が可能です。
※マルチキャスト伝送する場合には、IGMP対応ネットワークをご利用ください。
RS-232C、RS-422シリアル・インターフェースによる監視カメラやスイッチャー、VTRなどの遠隔操作が可能です。
また、お客様独自のデータをネットワークに乗せて伝送できます。
※各種制御用アプリケーションは別途開発が必要になります。
停電復帰機能により再生中に停電が起きても電源回復後に、終了時の設定をすみやかに回復し自動的に再生を再開します。(ユニキャスト時のみ)
エンコーダのIPアドレス等の各種設定はインターネットエクスプローラから行なうことができます。
一旦、設定をしてしまえば後はパソコンなしでストリームの開始と停止、ビットレートや遅延モードの変更などを行なうことができます。
またリモコン操作により家電感覚で各種の操作を行うことが可能です。
※Microsoft(R) Internet Explorer Ver.5.5 以上を使用してください。
別売のキャプチャー・ビューワソフトDM-ND301を使ってライブ映像をパソコンでリアルタイム表示、ファイルキャプチャーが可能になります。
デジタルビデオカメラなどのDV機器などに直接接続が可能です。