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JR北海道グループは、「旅とくらしのサポート事業グループ」として、お客様第一を実践し交通ネットワークを基盤に旅とくらしの分野において、安心してご利用いただけるサービスを提供するとともに、お客様の満足と感動の実現をめざしています。なかでも、企業に求められる社会的責任としてバリアフリー化を推進しており、このたび主要ターミナルであるJR札幌駅を改修。改札内へ新設されたエレベータ利用のお客様の安全を見守るバリアフリー監視用カメラが導入されました。
これまでに、JR砂川駅ホームの車掌用モニターカメラとして、逆光を補正し、見やすい映像が得られるJVCのWDR(ワイドダイナミックレンジ)カメラを採用。また、海岸線に近いJR朝里駅では、波飛沫でのレールや架線凍結等の安全運行確認用途にJVCのセキュリティカメラを導入。こうした実績をきっかけに、北海道ならではの雪の反射光など、過酷な使用条件下でもクリアな映像が得られることに評価を頂き、道内各駅への順次導入がスタート。JR札幌駅改札内のバリアフリー改修に伴い、今回、構内安全の確認用としてセキュリティビデオカメラValue Jシリーズが導入されました。
構内のエスカレータやエレベータの状況を把握するには、これまでは付近の駅員をインターホンで呼び出す方法しかありませんでした。エレベータの周囲にカメラを設置することで、「どの場所で、どのお客様の介助が必要なのか」など、状況をしっかり確認することができます。『見たい場所を、クリアに映し出す』高画質なセキュリティビデオカメラValueJシリーズは、そうした目的に最適です。
導入したバリアフリー監視用カメラで、札幌駅構内3箇所で映像が鮮明に確認可能。 リアルタイムで構内要所の状況を正確に把握でき、駅員全員が連携・連動して お客様のサポートにあたることができるようになりました。
「今回導入したバリアフリー監視用カメラは今後、厚別駅・発寒中央駅など、乗降の多い駅などから順次導入を計画しています。また、無人駅の券売機への防犯カメラ設置を推進するなど、まだまだ多くの駅や施設でカメラによる安全管理・防犯対策を実施する予定です。」 「さらにJR北海道では今後、踏切監視をはじめ、河川水位監視や軌道の落石監視、各地の風速計・地震計などまでを、列車集中制御装置CTC(CentralizedTraffic Control)室で一元管理できるようにし、万全な運行安全確保を図っていきたいと考えています。」
道内に465の駅、1日当たりの旅客列車運転約1,300本の運行を統括・管理する。年間1億3千万人にのぼる旅客輸送とくらしを見守る。近年は、交通系ICカード「Kitaka」の利用普及を促進している。